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2022年1月10日 (月)

ドビュッシーのシャルル・ドルレアンの3つの詩

晴れ、雲もなく静かな成人の日

本日一日仕事。

昨日は振り袖姿のご近所の娘さんを見かけた。

 

年末から娘と孫が滞在中、この数週間で孫は驚くほど成長している。

その孫も明日帰ってしまう・・嗚呼

 

今日もドビュッシー全集の33枚組から合唱曲を聴く。
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Disc25:合唱作品集

1-2. 交響組曲『春』(合唱&連弾版) L.68a
3. カンタータ『選ばれた乙女』(ピアノ伴奏版) L.69a
4. カンタータ『選ばれた乙女』(管弦楽伴奏版) L.69b
5-6. シャルル・ドルレアンの3つの詩より『憧れの人』『冬は嫌いだ』(初稿版) L.99a
7-9. シャルル・ドルレアンの3つの詩(改訂版) L.99b
10. 家のない子たちのクリスマス(合唱版) L.147b

マリー=ジョゼフ・ジュデ&ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ:1-2)
エルヴェ・ニケ指揮
フランダース放送合唱団(1-2)

ナタリー・デセイ(ソプラノ:3)
カリーヌ・デエ(メゾ・ソプラノ:3)
フィリップ・カサール(ピアノ:3)
アンリ・シャレ指揮、パリ・ラ・ジューヌ合唱団(3)

バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ:4)
ョスリーヌ・タイヨン(メゾ・ソプラノ:4)
ダニエル・バレンボイム指揮、パリ管弦楽団&合唱団(4)

ティボー・レナエルツ指揮、ナミュール室内合唱団(5-6)
フィリップ・カイヤール指揮、フィリップ・カイヤール合唱団(7-9)

ウキ・オヴァスカイネン(ピアノ:10)
エルッキ・ポホヨラ指揮、タピオラ合唱団(10)

 

このCDには何種かある交響組曲「春」の版のうち合唱と連弾伴奏という珍しい版が収録されている。

 

今日は「シュルル・ドルレアンの3つの詩」を中心に聴いた。

こちらも珍しい初稿も収録されている。

初稿は第2曲が含まれていない。

 

改訂稿の演奏はカイヤール指揮のカイヤール合唱団によるもの。

この演奏のみ録音が古い。

カイヤール合唱団はかつてフランスのエラートレーベルの合唱分野のかなりの部分をカバーしていた。

良い合唱団だとは思うものの今聴いてみるとアンサンブルの緩さがなんとも古めかしい。

音が遠くで鳴っているようなイメージだ。

 

この曲は合唱の神様と言われるエリック・エリクソン指揮のストックホルム室内合唱団のEMI盤にとどめを刺す。

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実演で聴いたこの合唱団の素晴らしさは今でも耳の奥に残っている。

この時合唱団のメンバー一人一人のピッチが完璧に揃っていて音が空中の一点から響いてきたのには驚いた。

後にも先にもあんな体験をしたことがない。


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手持ちは最初に聴いた国内盤LPのほか独EMI盤セットものLPに国内盤CDセット。


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結局エリクソン指揮の演奏を全部聴きたくて買い集めたもの。

 

Youtubeは「シャルル・ドルレアンの3つの詩」、ガーディナー指揮モンテヴェルディ合唱団

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