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2022年3月17日 (木)

4年ぶりのお茶の水ディスクユニオンにて

週半ば、昨日よりも気温は低いけれども冬への逆戻りの気配なし。
天気はゆっくり下り坂。

昨晩遅く、オーマンディの「ペトルーシュカ」を聴いていた時に部屋の窓がビリビリと振動し始めた。
最初音楽と共振しているのかと思いボリュームを慌てて絞ったら地震だった。

震源地は宮城県沖。
揺れの具合が小さいとはいえ長く揺れて東日本大震災のことを思い出した。

夜が明けると東北新幹線の脱線、仙台城の石垣の崩壊のほか犠牲者も出ている。
被災された方にはお見舞い申し上げます。

月曜の東京行きでは予定していたインバル指揮都響の定期演奏会が中止になり、時間の余裕ができたのでお茶の水ディスクユニオンに寄ってみた。


4年ぶりの訪問。
店に入るとレイアウトも雰囲気も変化なし。
多少書籍関係が増えた感じ。

平日の午後なので、お客は自分と同じような半リタイアの雰囲気漂うおっさん数人。

コロナ禍と緊迫するウクライナ情勢が影を落としているのか、なんとなく店内に活気が感じられない。
以前は音盤を熱心に漁る学生らしき若者が必ずいた。

いつもの習慣で、500円以下LPコーナーから順に巡っていく。

最近はリサイクルショップの100均一ジャンクLPコーナー漁りばかりなので、500円だと割高な感じ。
さすがに100円ジャンク常連の国内廉価盤は見当たらないけれども、掘り出し物的なトキメキを感じるような出会いはなかった。

レギュラーコーナーをパタパタめくってもいつもと変わらぬ顔ぶれ。
これは!と思うものはそれなりの値付け。

CDの方が目新しいものが多かったけれど、自分の欲するものと値段とのバランスがしっくりいかない。

結局家に持ち帰った音盤は10点ほど。
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CDはレゼフ・レヴィ指揮フランス国立管によるサン・サーンスの交響曲全集2枚組。
3曲の交響曲のほか「死の舞踏」「フェトン」「オンファグールの糸車」「英雄行進曲」などこれで680円はまずまずの値段。

LPでは黒人指揮者の草分け、ディーン・ディクソン指揮プラハ響によるブラームスのハンガリー舞曲選集スプラフォン盤。
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この中の数曲が、かつて日本コロンビアの廉価盤の中にひっそりと入っていた。

アレキサンダー・ギブソン指揮によるスマイス、ハーティ、マッカン、ジャーマンらのイギリスのローカル作曲家たちの管弦楽作品集。
オケはスコティッシュ・ナショナル管。
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似たようなアルバムをチャールズ・グローヴスも録音している。

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パウル・クレツキがデンマーク放送響を振ったライヴをあつめたもの。
ブラームスの「アルト・ラプソディー」、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」など。
クレツキは同オケにたびたび客演していたらしい。

ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内管による、バルトークの「ディベルティメント」
ドビュッシーの「聖なる舞曲と世俗的な舞曲」、ラヴェルの「序奏とアレグロ」オイロディスク盤。
バルトークはDECCAへの有名な録音とは別のもの。
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ニューヨークフィルほかアメリカのメジャーオケの首席ホルン奏者だったジョン・チェルミナーロ(John Cerminaro)の小品集、米CrystalのLP。

チェリスト、ガスパール・カサドによるシューベルトのアルペジョーネソナタのカサド自身のオケ伴奏協奏曲版。米VOXのLP。
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モートン・グールドとヒズオーケストラによるコープランドの「ビリー・ザ・キッド」「ロデオ」、RCA盤。これはダブリ買いでした。
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リューボフ・チェモフェーエワの弾くプロコフィエフ、ショスタコーヴィッチの子どものためのピアノ曲集、メロディア原盤国内盤などなど。
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以上1枚当たり300~500円

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