ブルーノ・ワルター「ミラベルの庭園にて」
二十四節気の「清明」
その言葉そのままの蒼い空と清らかな富士。
今日は孫の入園式。
娘からは幾分緊張気味の孫の姿がスマホに送られてきた。
コロナ感染は高止まりで終息の気配はまだ見えない。
このところ睡眠不如意。
夜の10時を過ぎると目が冴えて日付が変わった1時、2時頃まで眠くならない。
結局睡眠時間は5時間弱。
早めに就寝しても5時間ほど寝たところで目が覚めてしまう。
困ったものだ。
今日はブルーノ・ワルターのモーツァルトを聴く。
「ミラベルの庭園にて」のタイトルで、「アイネクライネ」のほかポピュラーな歌劇の序曲を集めたアルバム。
手持ちはLP,CD何種かあるけれど、昨年いただいたアルゼンチン盤初期LPで聴く。
録音はモノラル。
(1)セレナード第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
(2)メヌエット ヘ長調K.599(3)同ハ長調K.568
(4)3つのドイツ舞曲K.605
(5)フリーメイソンのための葬送の音楽K.477
(6)歌劇「魔笛」序曲K.620
(7)歌劇「フィガロの結婚」序曲K.492
(8)歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲K.588
(9)歌劇「劇場支配人」序曲K.486(10)
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
録音 1954年12月
往年の巨匠による定評のあるモーツァルト演奏。
ロマンティックな歌わせ方にワルターの音楽独特の暖かな音が広がる。
「フリーメイソンのための葬送音楽」では、この太く重い音がことさら深刻な音楽に聞こえてくる。
古楽器系の演奏に慣れた現代の耳にはさすがに重い。
歌劇「魔笛」序曲の序奏もかなり遅い、一転して主部の快速 調の切り替えは鮮やか。
序奏が回帰する部分の大きな間が特徴的。
それにしてもこのLP、モノラルながら音は非常に良い
国内盤初出盤と演奏の順序が多少違うけれども、どちらがオリジナルかわからない。
Yiutubeはワルターのモーツァルト、交響曲第40番からフィナーレ。オケはベルリンフィル
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