オーマンディの「ラ・ヴァルス」
昨日「こどもの日」の狩野川河川敷からの富士山。
天気も良く、別の場所では鯉のぼりが泳いでいる。
鯉のぼりは自分がこどもの頃はよく見かけたけれども、最近は揚げる家はほとんどなくなった。
GW後半は久しぶりに晴れたので畑を耕運機で耕したりしていた。
掘り起こされた地中に潜んでいた虫やミミズを狙って野鳥が1羽下りてきた。
しばらくすると、数が5羽ほどに増えている。
4日の午後は、娘たちがそれぞれの夫と一緒に来て我が家に宿泊。
先週結婚式を挙げたばかりの次女夫婦は、来る途中の横浜あたりで渋滞にはまり、カーナビの調子も悪く沼津を通り過ぎて伊豆長岡まで行ってしまった。
午後から風が吹く庭でバーベキュー。
孫も交え家内の実家の義父母も来て賑やかだ。
食事がひととおり終わり、若い婿殿二人と杯を酌み交わしながら夜遅くまでいろいろと語り合った。
将来への夢、そして予測不能な未来への不安など。
充実したGWの1日。
タワーレコードから出ていたラヴェル管弦楽曲集を聴く。
「名指揮者たちによるラヴェル名演集<タワーレコード限定>」
タワーレコード独自の企画。
・ボレロ
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
録音 1956年1月23日
・スペイン狂詩曲
・亡き王女のためのパヴァーヌ*
フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団
録音 1956年11月3日、1957年3月5日*
・ 道化師の朝の歌
ピエール・モントゥー(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
録音 1947年12月22日
・ラ・ヴァルス
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
録音 1971年9月30日
・ピアノ協奏曲ト長調
レナード・バーンスタイン(ピアノ&指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
録音1946年7月1日
オーマンディとバーンスタイン以外は既に架蔵済み。
オーマンディの71年録音「ラ・ヴァルス」は初の一般発売だという。
フリッツ・ライナーの「パヴァーヌ」が緻密にしてロマンティックな演奏。
微妙なポルタメントをかけながら甘く歌わせていく後半など、ハードで厳格なイメージのライナーからは想像がつかないほど。
オーマンディのラヴェルのCBS時代の録音は以前からの気に入り。
名手揃いの管楽器奏者たちの名技と、カラフルでゴージャスなオケの響きが素晴らしかった。
「ラ・ヴァルス」はCBS時代の旧録音も名演だったが、この1971年再録はさらにブラッシュアップ。
豪奢なオケのサウンド。
復帰したばかりのPHILIPSのLHH700で聴くと、艶やかさの中に品格も感じられるのが良い。
Youtubeはオーマンディのラヴェルから「クープランの墓」
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