沼響38回定演終わる
曇りのち午後から晴れ。
5月に入ったけれどもここ数日気温が下がり、昨晩はストーヴを炊いたほど。
今朝は町内のゴミ当番。
ご近所の人たちと立ち会っていると、灰色の空からポツリポツリと雨粒が降ってきた。
風も冷たい。
午後から晴れ。
土曜日は沼響の定演本番だった。
コロナ感染未だ収まらず、感染対策で弦楽器はマスクをしながらの演奏。
・大学祝典序曲 :ブラームス
・ピアノ協奏曲第26番ト長調 :モーツァルト
超絶技巧練習曲から :リスト (アンコール)
・交響曲第4番 ホ短調 :ブラームス
喜古恵理香(指揮)
岩間優希(ピアノ)
沼津交響楽団
今回はマチネ。
GPは午前中で13時半開演。
開演前にフルート四重奏と弦楽四重奏によるウエルカムコンサート。
午前は9時集合で曲順のまま10時に練習開始。
喜古先生とは2016年のファミリーコンサート以来4回目。
若いながらも勉強熱心、ぐんぐん力を延ばして今やパーヴォ・ヤルヴィのアシスタントを務めるほど。
沼響をいつまで指導して下さるのだろうか・・・・
・・なんてことを考えていた。
本番当日、この独特のピリリとした緊張感が何とも言えない。
序曲が終わり降り番のコンチェルト。
ソリストの岩間君は東京音大の1年生。
師である海瀬京子さんも東京から来ていて、隣の席で一緒に聴いていた。
日本音コン1位の実績を持つ海瀬さんは、今2校の音大で教鞭を取っている。
今どきの音大生気質など、いろいろと面白い話を伺うことができた。
今回、岩間君は内田光子作のカデンツァを弾いた。
モーツァルトは自らが弾くことを想定して「戴冠式」を作曲したので、この曲のモーツァルト作のカデンツァは存在しない。
第2楽章のピアノパートは右手のみしか作曲していない。
コンチェルトのあとはブラームスの交響曲第4番。
第2楽章を演奏していて、終盤のチェロが第2主題をたっぷり歌う箇所で涙が出そうになってきた。
いかん!!加齢と共に涙もろくなってきた。
でも・・いい曲だな・・・・
そして午後の本番。
今回はモーツァルト、ブラームスという王道のプログラム。
天気も良かったのでお客さんの入りも上々だった。
沼津市長さんの姿も見える。
いつものことだけれど本番の1日は時間の経つのが速い。
終演は15時半。
コロナ禍のために打ち上げはおこなえず、そのまま流れ解散。
なんか味気ないなぁ。
帰宅途中でスマホが鳴った。
私宛の差し入れが会場に残っているという。
自宅を目前にしてUターン。
オフィスのメンバーからのワインの差し入れだった。
帰宅後ワインの栓を開け家内と飲みました。
ありがとうございました。
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