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2022年7月21日 (木)

シモーネとランパルのヴィヴァルディ「海の嵐」

朝、外が明るくなって目が覚めた。

時計を見ると午前4時50分。

寝たのが1時過ぎだったので2度寝をしようと思ったけれど眠れない。

結局そのまま起きて出勤。


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通勤途中の市民文化センターには盛大な蝉しぐれ。

今日も暑くなりそうだ。


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そして隣接地に建設中の沼津市総合体育館。

クレーン車が小さく見えるほどの巨大な建物だ。

来年沼津市は市制100周年となるのでその記念事業。

ちなみに市民文化センターは市制60周年。

 

市街地中心部にある市立図書館は市制70年の記念事業。


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延べ床面積1万平米を超える県内最大のマンモス図書館。

 

 

今日もシモーネのヴィヴァルディ。

フルートのランパルやオーボエのピエルロら、フランスの名手を集めた協奏曲集。「海の嵐」「夜」など。

 

エラート原盤の日本コロンビアの廉価盤LPで、自分が初めてシモーネの演奏に接した盤。
番号はRE-1071RE


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・フルート、オーボエ、バスーンのための協奏曲ヘ長調「海の嵐」op10-1,P261
・2つのオーボエのための協奏曲イ長調P53
・オーボエ、ヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調P406
・フルート、バスーンのための協奏曲ト短調「夜」op10-2,P342
・弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ短調P422
・フルート、オーボエ、2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ長調P81

 ジャン・ピエール・ランパル(fl)
 ピエール・ピエルロ(ob)
 ベナッツィ(fg)
 ピエロ・トーゾ(vn)
 クラウディオ・シモーネ(指揮)
 ヴェネチア合奏団

なおこのLPの表記ではピエロ・トーゾがファゴット奏者となっている。
明かな誤植。


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レコードジャケットの中に、1978年11月3日の購入メモが入っていた。

四畳半の下宿の一室に置いた貧弱なオーディオ装置で聴いていた学生時代。

このころは1枚1枚のレコードを大切に聴いていた。
そのときの空気がよみがえってくる。

 

演奏は自由闊達に天を駆けるような爽快なヴィヴァルディ。

低音弦楽器にピタリと付けるファゴットの響きが楽しい。

 

そして若き日のランパルとピエルロのなんとも見事なソロ。

協奏曲「夜」のアダージョでは、ランパルの トリルの1音1音が弦楽器の音の移り変わりに見事にシンクロしている。

 

今は再生環境が劇的に変わり、それまで聞こえなかった音が適正なバランスで響いている。

こんなに良い演奏だったとは・・・・

大きな発見だった。

 

Youtubeはシーモネ指揮の「海の嵐」、フルートはゴールウェイ。ランパル盤と比べると随分枯れています。

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