今回のレコードコンサートはシベリウスなど
金曜朝は朝から雨。
雷も轟き一時は豪雨となった。
昼前には上がり、真夏の日差し。
この一時的な雨で大瀬海水浴場には大量の土砂が流れ込み、泳げなくなってしまった。
ここは環境省が選ぶ全国756か所の「水浴場(開設前)の水質調査結果」で、水質が特に良好な水浴場10か所の上位に毎回ランクされる海水浴場。
コロナ感染の拡大も有り、ちょうどシーズンを迎えて大きな打撃だろう。
テレビには関係者である知人の姿が映っていた。
そしてコロナ第7波。
猛烈に拡大。
昨日静岡県内の感染者が過去最大の4千人を超えて驚いていたら、今日は5890人。
全国でも19万人を越えたという。
そして夜は沼津市民文化センター主催の「クラシックレコードコンサート」の解説。
感染拡大もありキャンセルが6人ほど。
マスク着用、手指消毒、今回は特に途中での換気を心がけた。
今回取り上げたのは北欧の作曲家たち。
古い時代の聖歌からシベリウス、グリーグ、アルフェーンなどをとりあげた。
ロシアの圧制下で国民を勇気づけた「フィンランディア」はオーマンディ指揮の合唱付のバージョン。
それ以外は北欧の演奏家たちが中心。
巨匠の風格のパーヴォ・ベルグルンドのシベリウスなど。
沼津ゆかりの外交官で、シベリウスと最も深い親交のあった日本人、市河彦太郎のことも紹介させていただいた。
最後に番外編として、第二次世界大戦が迫っていた1939年元旦に、世界に向けて放送されたシベリウス自身が指揮した「アンダンテ・フェスティーボ」を紹介。
平和への祈りに満ちた感動的な演奏に、皆さん静かに聴いていた。
終演後、このCDを購入したいという方が何人もいたけれど、今購入できるのかな。
Youtubeで聴けることを紹介しておいた。
Youtubeはシベリウス自作自演の「アンダンテ・フェスティーボ」。
この録音については2種出ていて演奏時間6分台のものが本物です。
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