« シモーネとランパルのヴィヴァルディ「海の嵐」 | トップページ | ペライアのヘンデルとスカルラッティ »

2022年7月22日 (金)

今回のレコードコンサートはシベリウスなど

金曜朝は朝から雨。

雷も轟き一時は豪雨となった。

昼前には上がり、真夏の日差し。

 

この一時的な雨で大瀬海水浴場には大量の土砂が流れ込み、泳げなくなってしまった。

ここは環境省が選ぶ全国756か所の「水浴場(開設前)の水質調査結果」で、水質が特に良好な水浴場10か所の上位に毎回ランクされる海水浴場。

コロナ感染の拡大も有り、ちょうどシーズンを迎えて大きな打撃だろう。
テレビには関係者である知人の姿が映っていた。

 

そしてコロナ第7波。
猛烈に拡大。

昨日静岡県内の感染者が過去最大の4千人を超えて驚いていたら、今日は5890人。

全国でも19万人を越えたという。

 

そして夜は沼津市民文化センター主催の「クラシックレコードコンサート」の解説。


Img_20220722_192127

感染拡大もありキャンセルが6人ほど。

マスク着用、手指消毒、今回は特に途中での換気を心がけた。

 

今回取り上げたのは北欧の作曲家たち。

古い時代の聖歌からシベリウス、グリーグ、アルフェーンなどをとりあげた。


Img_20220723_100434

ロシアの圧制下で国民を勇気づけた「フィンランディア」はオーマンディ指揮の合唱付のバージョン。


Img_20220722_191122

それ以外は北欧の演奏家たちが中心。

巨匠の風格のパーヴォ・ベルグルンドのシベリウスなど。


Sh31_ichikawa_20220723112601

 

沼津ゆかりの外交官で、シベリウスと最も深い親交のあった日本人、市河彦太郎のことも紹介させていただいた。

最後に番外編として、第二次世界大戦が迫っていた1939年元旦に、世界に向けて放送されたシベリウス自身が指揮した「アンダンテ・フェスティーボ」を紹介。


Image-1_20220723112801

平和への祈りに満ちた感動的な演奏に、皆さん静かに聴いていた。

終演後、このCDを購入したいという方が何人もいたけれど、今購入できるのかな。

Youtubeで聴けることを紹介しておいた。

 

Youtubeはシベリウス自作自演の「アンダンテ・フェスティーボ」。

この録音については2種出ていて演奏時間6分台のものが本物です。

|

« シモーネとランパルのヴィヴァルディ「海の嵐」 | トップページ | ペライアのヘンデルとスカルラッティ »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« シモーネとランパルのヴィヴァルディ「海の嵐」 | トップページ | ペライアのヘンデルとスカルラッティ »