モニク・アースのハイドンとモーツァルト
曇りのち雨。
梅雨のようなぐずついた日々が続く。
コロナ第7波が急速に拡大。
静岡での感染者はコロナ感染始まって以来最大の2195人、東京も一万人を超えた。
これって永久に続くのだろうか。
早くタミフルのような薬が出てきて欲しいもの。
畑のカボチャの成長止まらず垣根を越えて隣地の駐車場に迫る勢い。
隣のサツマイモを完全に覆ってしまった。
エイリアンの如く続くレタスの領域まで浸食開始。
葉を持ち上げるとカボチャとサツモイモの蔓が複雑に絡み合っている。
熾烈な生存競争。
フランスの女流ピアニストモニク・アースのハイドンとモーツァルトを聴く
MEMBRANのCD10枚組から
・ピアノソナタ ヘ長調 Hob.XVI:23
・アリエッタと20の変奏 Hob.XVII:3
・ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
・幻想曲 Hob.XVII:4 :以上 ハイドン
録音 1959年
・ピアノ協奏曲第14番 K.449
フェルディナント・ライトナー(指揮)
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
録音 1957年
オリジナルはポリドールへのスタジオ録音。
このCD10枚組は、定評のあるドビュッシーやラヴェルだけでなく、バッハからハイドンモーツァルト、バルトークなど。幅広いレパートリーを誇っていたアースの芸風を知ることができるもの。
モニク・アースはドビュッシーやラヴェルのピアノ曲全集を残しているけれど、他のレパートリーもよい。
アースのモーツァルトはドビュッシーの時とは異なる渋くしっとりとした音。
自然で美しい清らかなせせらぎに足を浸すかのような心地良さも感じられ、これがアースの本来の音なのかもしれない。
名匠ライトナーの伴奏も見事。
この頃のベルリンフィルの音質は重く重厚なものが多いけれども軽妙洒脱な柔らかな音を引き出しているのが良い。
ハイドンは一転して美しくも力強い打鍵で聴かせる硬派のハイドン。
緩徐楽章の絶妙の間が印象に残る。
Youtubeはモニク・アースのドビュッシー、「ピアノのために」からトッカータ
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