バレンボイムのビゼー
今年のお盆は雨模様。
水曜日はバリウムを飲んで胃の検査だった。
昨年は胃カメラを呑んでいたのでバリウム検査はやっていない。
以前に比べて呑むバリウムの量が減ったような・・・・
コロナ対策のため検査日と時間は指定されている。
他の人々は仕事の合間に検査を受けていたけれど、自分はこの日はオフ。
いただいた下剤を服用すると若い頃はすぐに効き目が現れていたけれども、今回全然効果無し。
これも加齢のせいなんだろうか。
仕事は休みだけれど、オフィスでしばし様子をみることにした。
腹が重い。
朝食抜きなのに空腹感はなし。
しばらく出勤無しなので軽くデスクワーク。
結局変化がないので、昼過ぎに仕舞いにして近くの回る寿司屋で適当につまんでいたら突然のさしこみが・・・
そして本日山の日。
巷は今日から盆休みなんだろう。
今日はちょっとしたアニバーサリーだったので、昼食は家内と大衆焼き肉屋で贅沢。
80分食べ放題を堪能して店の外に出たら空からポツリポツリ。
午前中は非常に良い天気だったので、シーツやマット類をコインランドリーで洗濯して干したまま出かけていた。
遠く箱根連山をみると雨が白いカーテンになって近づいてくる。
これは・・・
急ぎ車を走らせているうちに土砂降りになってきた。
午後はお盆の準備と墓掃除をする予定だった。
結局墓掃除はできず、小雨になった時に雨合羽を羽織って山から祭壇用の竹を切り出していた。
バレンボイムのビゼーを聴く。
・カルメン」組曲第1番
・組曲「子供の遊び」
・「アルルの女」組曲第1番
ダニエル・バレンボイム(指揮)
パリ管弦楽団
録音 1972年10月
今や長老格となったバレンボイム若き日の録音。
ちょうどバレンボイムがピアニストから指揮者へ音楽活動の軸足を移した時の録音。
ピアノ協奏曲の弾き振りから交響曲までの一連のモーツァルト録音のほか、この時期にEMIへかなりの量の録音を残している。
ビゼーはこのアルバムとは別に、バレンボイムは交響曲第1番を含む数曲のビゼー録音を同じ頃パリ管弦楽団と録音している。
感想はこちら。
グラマラスでオケを豊麗に鳴らし切ったビゼー。
オケをドライヴするのが楽しくてたまらない、という雰囲気がストレートに伝わってくる。
巨大な造形の「アルルの女」のカリヨンなど雄大な出来だ。
カラフルでありながらじっくり落ち着いた音色のパリ管の管楽器が美しい
この録音時パリ管の音楽監督はショルティ、1975年からはバレンボイムが引き継ぎ1989年まで務めている。
この間バレンボイムとパリ管は2回実演を聴くことができた。
1回目はサン・サンーンスの交響曲第3番とスクリャービンの「法悦の詩」を中心としたプログラムで2回めはオール・ドビュッシープロ。
サン・サーンスは感心しなかったけれどもドビュッシーが良い演奏だった。
Youtubeはバレンボイム指揮パリ管の「ボレロ」から、1984年来日公演
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