プレトニヨフのハイドン
今年のお盆の入りは熱帯低気圧から急速に発達した台風8号が直撃。
昨晩の親戚のお通夜に引き続き本日告別式。
会場は自宅から車で一時間ほどの御殿場市。
通夜の時は道が混んでいてギリギリの到着だったので、今日は朝早めに出発。
家を出るときには台風に備えて家の雨戸は全部閉めていった。
土曜日だったのと台風接近のために道は順調、40分ほどで到着。
故人は父方の従兄弟。
大叔母が102才まで長命して、実家である我が家には故人と一緒に頻繁に訪れていたのでごく親しい親戚。
コロナ禍のため参列者はごく親しい身内のみとはいえ、親戚が多いのでそれなりの人数。
久しぶりに会った父の従兄弟たちはさすがに皆さん年を取った。
疎遠であったハトコたちともお互いに存在確認。
式の合間に走り回る故人の幼い孫たちを見て、時の移り変わりを今更ながら思う。
告別式は滞りなく終わり、出発時は小雨程度だったのが火葬場に行く際には猛烈な雨。
台風は本日夕刻に伊豆半島上陸。
ニュースを見ると台風はちょうど我が家の至近距離を通過したようにも見える。
ところが風はさほど強くはない。
雨も一時かなり降ったけれど幸いにして浸水被害もなく、台風直撃の実感はなかった。
往復の車中でロシアのピアニスト、プレトニヨフの弾くハイドンを聴いていた。
Virgin classicsからのCD2枚組で協奏曲とピアノソナタなどを集めたもの。
・ピアノ協奏曲第4番ト長調 Hob.XVIII-4
・ピアノ協奏曲第7番ヘ長調 Hob.XVIII-7
・ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob.XVIII-11
・アンダンテと変奏曲ヘ短調 Hob.XVII-6
・ピアノソナタ ハ短調 Hob.XVI-20
・ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVI-52
・ピアノソナタ ハ長調 Hob.XVI-50
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ、指揮)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン(協奏曲)
録音:1988年、1995年(協奏曲)
粒立ちのはっきりした硬質な音と見事なテクニック。
知的で清潔な品格も感じさせる素晴らしい演奏だ。
演奏の出来はピアノソナタの方が良いと思う。
Youtubeはプレトニヨフの弾く「展覧会の絵」
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