サン・サーンスの「死の舞踏」あれこれ
日曜日の朝、例年よりも遅めの彼岸花。
近所には未だ向日葵が咲いている。
周りは赤トンボの乱舞。
金曜日から土曜にかけて台風15号が接近。
関東圏に住む娘夫婦がこの三連休の土曜に、伊豆高原にある会社の保養所で宿泊することになっていて、途中我が家に顔を出し墓参りをすることになっていた。
その日自分は仕事。
最初から会えるのは諦めていたけれど、道路が渋滞し娘夫婦の家の到着は夕方になった。
外は雨。
仕事を終え家路を急いでいたら濡れた道路で転倒。
腰を強打してしまった。
痛みに堪えて家にたどり着き、娘夫婦には会うことができたけれど、その晩からぎっくり腰のような症状になってしまった。
どうやら腰を捻ったらしい。
猛烈な痛み。
なかなか眠れず寝付いたと思ったら家を揺るがす落雷で目が覚めた。
どうやら近くにカミナリが落ちたらしい。
時計を見ると午前4時。
雨雲レーダーを見たら線状降水帯が上空を通過中。
結局土曜日は一日寝込んでいた。
今日はなんとか復調し家の雑事など大人しくしていた。
今、沼響で練習中のサン・サーンスの「死の舞踏」をいくつか聴いていた。
聴いたのはデルヴォー指揮コロンヌ管とパレー指揮デトロイト響、そしてプレートル指揮のフランス国立管の3種類。
いずれもLP.。
音楽的にはパレーの演奏が最も充実していると思った。
この時期のデトロイト響も非常にうまい。
かっちりまとめたアンサンブルに厳しさの中に適度な遊びがあるのが良い。
ただ今の自分はデルヴォーの演奏に最も惹かれる。
フランスのオケ特有のカラフルで艶のある音色。
アンサンブルは緩いけれど老人から昔語りを聞くような不思議なアジのある演奏だ。
プレートル盤はやや期待外れ。
プレートルは実演も聴いたけれど若い頃の録音の方が個人的には好み。
Youtubeはケント・ナガノ指揮モントリオール響の「死の舞踏」
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