ペルシャの指揮者ラハバリの「シェエラザード」
9月も半ば。涼しくなってきた。
裏山には葛の花。
畑で放置状態のニラも花を咲かせていた。
今日はリムスキー・コルサコフの「シェエラザード」をイランの指揮者ラハバリで聴く。
チェコスプラフォン録音の国内盤CD。
カップリングはチェッカート指揮のR.シュトラウス。「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
・交響組曲「シェエラザード」op.35
アレキサンダー・ラハバリ(指揮)
チェコフィルハーモニー管弦楽団
ヨセフ・スーク(ヴァイオリン)
録音:1988年 プラハ 芸術家の家
ラハバリは今や巨大レーベルに成長したNAXOS初期の看板指揮者みたいな存在だった。
ベルギーのBRTNオケを振って非常に沢山の録音を残している。
ラハバリの録音はかなりの数があるとはいえほとんどが弱小レーベル。
スプラフォンのような比較的知られたレーベルの録音は珍しい。
録音は1988年。
このころのラハバリはブサンソン国際指揮者コンクール優勝経験があるとはいえ、指揮者としてはほとんど無名の存在だった。
この演奏の売りはやはり名ヴァイオリニスト、ヨゼフ・スーク。
美しくも格調高いスークのソロ。
「シェエラザード」の名演は数多あれど、これほど美しいヴァイオリンソロは他にはない。
ラハバリの指揮もスークの芸風に合わせたかのような、じっくり腰を落ち着けた丁寧な歌で聴かせる。
特に第3 楽章が良い。
チェコフィルの管楽器のソロも美しい。
ファゴットとホルンが素晴らしい。
大ヴァイオリニストとペルシャの指揮者によるまさに本場のアラビアンナイトの世界。
N響に客演した時の「シェエラザード」も名演だった。
Youtubeはラハバリの「シェエラザード」
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