ケネス・ギルバートのラモー
今日は一日朝から雨。
台風で大きな被害の出た静岡市には避難指示が出るほど。
昨日から気温が下がり本日の最高気温は17度。
感覚的には秋というよりも冬の入り口の気配。
母の部屋には電気ストーヴを入れた。
水曜に昼食は沼津を代表する人気店「山正」の山正丼のテイクアウトを職場の仲間達と。
木曜はオフで夜はオケの練習の予定が、夕方家を出る前に思わぬ事態が勃発。
母の様子を見に行ったところ部屋に倒れていて後頭部から出血。
転倒して強打したらしい・・
幸い意識が有り会話も出来る。
救急車を呼ぼうと思ったけれどとりあえず止血をして消毒。
救急当番医をネットで検索すると外科は隣町の長泉町。
ちょいと遠い。
その当番医に電話して症状を説明すると、脳外科の方が良いのではないかとのこと。
幸い紹介された脳外科はいきつけの病院。
電話すると「すぐに来れますか」とのこと。
「すぐに行きます!」
車椅子を車に積み込み母の頭をタオルで巻いて車に乗せる。
病院まで自宅から20分ほど。
車中の母はいつもより饒舌。
元気なので多少安心して病院に到着すると、救急当番医二人と看護師さんが待機してくれていた。
診察中に待合で待ちながらオケの仲間に欠席の連絡をしていると、かつて仕事上でお世話になった脳外科の先生が偶然通りかかった。
ちょうど帰宅するところのようだ。
「○さん、どうしたの?おかぁちゃんか・・」
「はい、実は転びまして・・・」
先生は引き返して白衣に着替え一緒に診てくださった。
仕事でお疲れなのにありがとうございます・・・
ただただ感謝。
母は幸い脳には異常はなかったものの8針ほど縫った。
今日は一日家で母の様子を診ていた。
母が寝入った合間に聴いていたのはケネル・ギルバートの弾くフランスバロック期の巨匠ラモーのクラブサン曲集。
1976年録音だけれども少しも古さは感じられない。
軽いクラブサンの音色の中からラモーの深い音楽が聞こえてくる。
多少重いけれども聴いていても少しも疲れない。
Youtubeはケネス・ギルバートのバッハ、トッカータニ短調
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