« エドウィン・フィッシャーのシューベルトのことなど | トップページ | 富士見の丘オートキャンプ場 »

2022年11月11日 (金)

ラムルー時代のマルティノン

良い天気が続く、本日最高気温23度風もない。

ドンキ屋上駐車場からの富士山。


Img_20221111_114225

冬が近づきコロナ感染者は徐々に増え始めて第8波の到来が現実的に。

ここ数日睡眠不如意。

昨日は体がだるくてオケの練習を休んでしまった。

 

今日は行きつけのクリニックで定期健診。

血糖値多少高め血圧その他は正常値。

ついでにコロナワクチン5回目の接種も予約しておいた。

 

最近、モノラル専用機として使っているアナログプレーヤー、ビクターのQLA7の調子が悪い。

1978年発売という古いプレーヤーで、かなり前に大量のLPと一緒にいただいたもの。


S_p5160198-1

動作が安定していて、モノラルLPを過不足なく聴かせてくれていた。

DENONのモノラル専用カートリッジDL102と組み合わせている。

最近プレイスィッチを押しても動かなくなる頻度が多くなった。

 

思えば発売後40年を超え今まで動いていたのが不思議なほど。

 

幸い今日は機嫌が良く動いてくれている。
モノラルLPを聴いてみる。

取り出したのはフランスの名指揮者ジャン・マルティノンの若き日の録音で、ルーセル、オネゲルほかのフランス音楽を振ったLP.
オケはラムルー管弦楽団。


A_20221111221401

・組曲「蜘蛛の饗宴」  :ルーセル
・牧神の午後への前奏曲 :ドビュッシー
・交響詩「魔法使いの弟子」 デユカス
・夏の牧歌    :オネゲル
・パヴァーヌ   :フォーレ。

 ジャン・マルティノン(指揮)
 ラムルー管弦楽団
 

  録音:1953年2月

手持ちは1970年代末に日本フォノグラムが出たフィリップス。アーティストギャラリーシリーズの国内盤LP。

学生時代に買った懐かしのLP.


Image_20221111221401

その後国内初出のEPIC盤も入手。

今日はEPIC盤。EQカーヴはAESで聴いてみた。

楽器の響きが明瞭で奥行きもありモノラルとは思えないほど。

この頃ラムルー管で使われていたコルバソンの音もよくわかる。

マルティノンの指揮は明晰にして情感豊か。

ルーセルとオネゲルが特に良い。

中でもフルートソロが素晴らしい。

Epic盤にはフルートソロとしてF. Carratgéとクレジットされているけれど、ネットで検索しても情報がない。
同じEpic盤のフルネがラムルー管を振った「アルルの女」でも吹いていることがわかったくらい。

フォーレのパヴァーヌはマルティノン唯一の録音だったと思う。

 

Youtubeはマルティノン指揮ラムルー管の「夏の牧歌」

|

« エドウィン・フィッシャーのシューベルトのことなど | トップページ | 富士見の丘オートキャンプ場 »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« エドウィン・フィッシャーのシューベルトのことなど | トップページ | 富士見の丘オートキャンプ場 »