ラムルー時代のマルティノン
良い天気が続く、本日最高気温23度風もない。
ドンキ屋上駐車場からの富士山。
冬が近づきコロナ感染者は徐々に増え始めて第8波の到来が現実的に。
ここ数日睡眠不如意。
昨日は体がだるくてオケの練習を休んでしまった。
今日は行きつけのクリニックで定期健診。
血糖値多少高め血圧その他は正常値。
ついでにコロナワクチン5回目の接種も予約しておいた。
最近、モノラル専用機として使っているアナログプレーヤー、ビクターのQLA7の調子が悪い。
1978年発売という古いプレーヤーで、かなり前に大量のLPと一緒にいただいたもの。
動作が安定していて、モノラルLPを過不足なく聴かせてくれていた。
DENONのモノラル専用カートリッジDL102と組み合わせている。
最近プレイスィッチを押しても動かなくなる頻度が多くなった。
思えば発売後40年を超え今まで動いていたのが不思議なほど。
幸い今日は機嫌が良く動いてくれている。
モノラルLPを聴いてみる。
取り出したのはフランスの名指揮者ジャン・マルティノンの若き日の録音で、ルーセル、オネゲルほかのフランス音楽を振ったLP.
オケはラムルー管弦楽団。
・組曲「蜘蛛の饗宴」 :ルーセル
・牧神の午後への前奏曲 :ドビュッシー
・交響詩「魔法使いの弟子」 デユカス
・夏の牧歌 :オネゲル
・パヴァーヌ :フォーレ。
ジャン・マルティノン(指揮)
ラムルー管弦楽団
録音:1953年2月
手持ちは1970年代末に日本フォノグラムが出たフィリップス。アーティストギャラリーシリーズの国内盤LP。
学生時代に買った懐かしのLP.
その後国内初出のEPIC盤も入手。
今日はEPIC盤。EQカーヴはAESで聴いてみた。
楽器の響きが明瞭で奥行きもありモノラルとは思えないほど。
この頃ラムルー管で使われていたコルやバソンの音もよくわかる。
マルティノンの指揮は明晰にして情感豊か。
ルーセルとオネゲルが特に良い。
中でもフルートソロが素晴らしい。
Epic盤にはフルートソロとしてF. Carratgéとクレジットされているけれど、ネットで検索しても情報がない。
同じEpic盤のフルネがラムルー管を振った「アルルの女」でも吹いていることがわかったくらい。
フォーレのパヴァーヌはマルティノン唯一の録音だったと思う。
Youtubeはマルティノン指揮ラムルー管の「夏の牧歌」
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