ラ・ヴェッキアのレスピーギ
本日快晴、日一日と暖かくなって春の到来を感じさせる日々。
近所の河津櫻も咲き始めている。
風の強かった先の週末で畑のミカン類がだいぶ落ちた。
昨日車検となった車を懇意にしている自動車工場に持っていきその帰りに母の介護の補助金申請のため市役所へ。
週の初めで市役所はどこの部署も混んでいた。
マイナポイント申請コーナーはかなりの人。
下の娘がうまれたばかりの孫を連れて里帰り中。
なんとなく家の中が明るくなった。
Brilliant Classics から出ていたレスピーギの管弦楽曲全集、CD8枚組。
・ 交響詩『ローマの祭り』
・ 交響詩『ローマの噴水』
・ 交響詩『ローマの松』
・ 組曲『鳥』
・ 弦楽のための組曲
・ オルガンと弦楽のための組曲
アントニオ・パルチーチ(オルガン)
・ 組曲『ブラジルの印象』
・ ボッティチェリの3枚の絵
・ 交響的印象『教会のステンドグラス』
・ 5声の協奏曲
・ 秋の詩
・古風な協奏曲
・ ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲『グレゴリオ聖歌風』 (1921)
・ピアノと管弦楽のためのトッカータ (1928)
・チェロと管弦楽のためのアダージョと変奏 (1921)
ヴァディム・ブロドスキー(ヴァイオリン)
キアーラ・ベルトーリオ(ピアノ)
アンドレア・ノフェリーニ(チェロ)
・ 劇的交響曲 (1914)
・ピアノと管弦楽のための『スラヴ幻想曲』 (1903)
デシレ・スクックリア(ピアノ)
・リュートのための古風な舞曲とアリア 全曲
・ 管弦楽組曲『ロッシニアーナ』
・ ピアノと管弦楽のためのミクソリディア旋法の協奏曲
・主題と変奏『第12旋法によるメタモルフォーゼ』
デシレ・スクックリア(ピアノ)
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
ローマ交響楽団
録音:2009-2012年
全集とはいえ「シバの女王ベルギス」「風変わりな店」などの曲が落ちている。
オケは最近できた団体のようでNAXOSにいくつかの録音がある。
実体はわからない。
まだ全部は聴き通せていないけれど、ローマ三部作や「リュートのための古風な舞曲とアリア」など競合する録音の多い曲についてはさほど演奏の魅力は感じられない。
「教会のステンドグラス」もオーマンディの演奏に比べればかなり聴き劣りがする。
ただ珍しい曲もかなりあって「古風な協奏曲」や「オルガンと弦楽のための組曲」などは、アルカイックな中に映画音楽のような親しみやすさもありエンリコ・モリコーネやミクロス・ロージャなどの映画音楽の巨匠の音楽もこのあたりにルーツがあるのかも、と思えてくる。
演奏も曲の魅力を伝えるには十分な出来。
Youtubeはレスピーギの「シバの女王ベルギス」、読売響の演奏
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