クリュイタンスのドビュッシー、映像
本日快晴。
3月も半ば、近所の河津櫻はすっかり散ってもう春。
東京では本日ソメイヨシノが開花。
先週月曜に内科のクリニックで処方された薬を飲み切ったにもかかわらず、週が変わっても強い咳込みと体の怠さは未だ収まらない。
昨日は家の至近距離にある耳鼻咽喉科のクリニックに行ってみることにした。
3年前に花粉症の治療に行ったところ。
外は激しい雨。
花粉症の季節でもあり混んでいる。
電話予約をして院内の駐車場で待機。
待ちの合間に、風呂場のシャワーの交換用ゴムホースをホームセンターに買いに行ったりしていた。
診察は耳鼻咽喉科だけに鼻と喉が中心。
処方された薬は3種。
そのうち1種は内科で処方された薬と同じもの。
その他に咳がひどい時にと漢方の「五虎湯」を出してくれた。
結局この「五虎湯」が効いた。
寝る前に飲んだら途中で咳で起きることもなく朝まで熟睡。
寝る時にもつけているスマートウォッチには、睡眠時間と深い眠りと浅い眠りの睡眠分布が表示される。
いつもは睡眠時間4~5時間なのが今日は7時間。
そのうち深い眠りがトータルで2時間1分。
まだ完全復調ではないけれど、なんとなく快方の兆しが見えてきた。
今日もクリュイタンスを聴く。
クリュイタンスはラヴェルの録音は多いのにドビュッシーの正規録音は何故か少ない。
LP3枚分の「聖セバスチャンの殉教」という大物はあるけれど、「海」「夜想曲」といった有名曲の正規録音はない。
聴いたのは管弦楽のための「映像」。
CD64枚組からでなく最初にこの演奏を聴いた東芝EMIのLPで聴く。
購入記録を見ると1983年1月21日数寄屋橋ハンター。
購入金額は800円。
もう40年も前のことだ。
今聴いても実に良い音で聴かせてくれる。
・管弦楽のための『映像』
パリ音楽院管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
録音時期:1963年9月11,12,14日
:パリ、サル・ワグラム
パリ音楽院管独特の色気のある管楽器の響きはそのままだけれど、レコードジャケットそのものの清潔なブルーを思わせる透明で品のある演奏が良い。
Youtubeは指揮者無しのオーケストラ「デ・ディソナンス」のドビュッシー、「映像」からイベリア。ホルンはピストンホルン
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