ネット復旧そしてクライバーンとケルテスのチャイコフスキーのことなど
4月も半ばを過ぎて今日は各地で真夏日を観測。
庭のツヅジが今年も咲いた。
土曜の夜遅くに我が家周辺の限られた地域に突然の停電。
時間は午前1時を回ったところでそろそろ寝ようと思っていた時。
5分ほどで復帰したけれど以後WIFIがおかしくなってしまった。
光電話も不通。
TVのYoutubeが見れなくなって家内は頗る不機嫌。
配線関係を見直してONUを再起動してもダメ。
タブレットからいろいろ情報を取ってみると、結局屋外の回線にトラブルが起きているかONUそのものの不具合だと推定。
24時間受付のサポートセンターにSOSのメールをしてみたけれど、返事が来たのは月曜の朝。
内容は問い合わせ先があるのみだった。
やっと見つけたその会社のロボットチャットで診断。
月曜の午後、込み入った内容の来客中にやっとサポートセンターから電話が来て、やはり信号が送られていないことが判明のことで今日の午後に見に来てくれることになっていた。
ところが今日になってパソコン周りを掃除していたら、うっかり心臓部のONUを床に落としてしまった。
「あ!!!」
壊れたかな・・・
ところが今まで消えていた信号を受ける認識ランプが点灯している。
「????」
試しにネットに繋げてみたら見ることができた。
落ちたショックで治ってしまったらしい。
なんだか叩いて治ったりする昭和の時代のテレビのようだな。
そのまま使おうと思ったけれど、今のONUはもう10年以上前のもの。
時間通りに来たドコモの技術屋さんに頼んで新しいONUに替えてもらった。
この3日半の間のネット環境はタブレットとスマホのみ。
このふたつで情報はほぼ取れていたけれどブログの更新は滞ってしまった。
今日はクライバーンのチャイコフスキーを聴いた。
有名なチャイコフスキーコンクール直後の演奏ではなくて、ベルリンでのライヴ。
ケルテス指揮ベルリンフィルという珍しい組み合わせ。
手持ちはイタリアLAUDIS原盤の日本ビクターが80年代最初に出したLP.
・ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 :チャイコフスキー
ヴァン・クライバーン(ピアノ)
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
録音 1968年8月28日 ライヴ
これ、いまから17年前に聴いていた。
この時はかなりずいぶんと辛口な感想になっている。
チャイコフスキーコンクールから10年後のチャイコフスキー。
この演奏はコンドラシン盤のようなパッションや勢いはなく、何度も演奏し過ぎてマンネリに陥る危うさも感じさせるけれど、
ケルテスのサポートと相性が良いのか、爽やかさを感じさせるのが救いとなっている。
若くして急速に衰えたクライバーンだけれど、この時点はまだ良い演奏をしていた。
この時クライバーンは27才、ケルテスはちょうどこの日が32才の誕生日だった。
ステレオ録音なのもありがたい。
Youtubeはそのケルテスとクライバーンのチャイコフスキー、同じ演奏だけれどこちらのオケはベルリンRIAS響になっている。
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- クレンペラーのケルン放送交響楽団とのライヴ集(2024.10.10)
- ワルター・カーロスの「スイッチト・オン。バロック」(2024.10.08)
- 寝る前にアランのオルガン曲(2024.10.07)
- ユリ・ブーコフの「展覧会の絵」(2024.10.02)
- 和波孝禧とレオン・グーセンスのバッハ(2024.09.30)
コメント