大平新城そしてルロイ・アンダーソン自作自演
曇り夜から雨。今日から6月、梅雨に入り雨の日が続く。
先日、天気の良い日に気になっていた大平地区にある大平新城に行ってみた。
沼津アルプストンネルができて我が家から車で数分の距離。
この城は徳川家康に掛川城を追われた今川氏真が最初に居を構えた城として知られる。
現在城域の一部は真言宗の円教寺の敷地と一部は重なり、お寺の駐車場から山の墓地に入る途中に市が立てた案内板が立っている。
行ってみると意外なほどしっかりとした遺構が残っていた。
山裾に走る複数の縦堀、土塁そして切岸の跡がはっきりわかる。
頂上の平坦な部分は本丸跡だろうか。
本丸に続く郭の数々。
この場所からは富士山がよく見えた。
住み慣れた駿府を追われた氏真は、この地でどのような気持ちでこの富士山を見ていたのだろうか。
ブックオフに寄ってみたらLPコーナーができていた。
ポピュラーやイージーリスニングが大部分だけれど古いクラシックのLPが数枚。
ハードオフならば100円ジャンクコーナーにあるようなLPが300円。
あまり食指がそそられるものはなかったけれど、中ではルロイ・アンダーソンの自作自演盤。
アンダーソンはモノラルからステレオ初期にかけて米DECCAにまとまった数の自作の録音を残していて、その中の有名曲は国内盤LPでも何度か発売されている。
自分は米MCAから出ていたCD2枚と、LPでは米DECCAのオリジナルLPを1枚架蔵。
ここで見つけたのは60年代初めにテイチクレコードが出したもので、比較的マイナーな作品が並んでいる。
所有している米DECCA盤とは収録曲も異なり、トランペットの奏者の名前もクレジットされている。
Youtubeはアンダーソンの「タイプライター」、タイプライターを演奏?するのはJerry Lewis
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