広上淳一のリヒャルト・シュトラウス
朝から冷たい雨。
昨日までの夏日から一転して今日は3月に逆戻りの気温。
本日朝の気温は10度。
昨日午前中は入れ歯の具合が悪いという母を連れて家の近くの歯科クリニックへ。
ここは初めて行くクリニック。
以前通っていたクリニックは診察室が建物の2階にあり、車椅子の母では階段を上るのが困難になっていた。
そこで人の紹介で家に近い新しいクリニックに変えたもの。
今度は新しい建物で診察室は1階。
駐車場から車椅子で診療室までスムーズに入れるのが良い。
診ていただくと入れ歯には問題がないことがわかり、安定剤をいただいたのみ。
歯科医師の先生の説明は実に論理的で明快だった。
午後はケアマネージャーさんが来て来月のスケジュールの確認など。
なんとなく疲れが残る今日は冷たい雨降る中での出勤。
本日も広上淳一と日本フィルとのライヴ。
リヒャルト・シュトラウスを2曲。
・「ばらの騎士」組曲
・「町人貴族」組曲*
広上淳一
日本フィルハーモニー交響楽団
録音 2011年7月8日、10月22日*
サントリーホール
いずれもR.シュトラウスの舞台作品からの組曲編曲版。
巨大編成の「ばらの騎士」と室内オケ編成の「町人貴族」
「ばらの騎士」の管弦楽組曲は作曲者自身によるいくつかのバージョンがあるけれど、ここで聴けるのはアメリカの指揮者アルトゥール・ロジンスキーの編曲版。
それぞれの曲は続けて演奏される。
「ばらの騎士」は冒頭のホルンやトランペットのハイトーンが頻発する金管必殺の曲。
このあたりを日本フィルは見事に聴かせている。
通常のR.シュトラウス版よりもこのロジンスキー版の方がオケの響きが厚いようだ。
「町人貴族」では室内楽的な繊細さとフランス風の洒落た雰囲気を見事に描き出している。
管楽器のソロも秀逸。
広上淳一の「ばらの騎士」組曲については翌年の京都市響とのライヴがCD化されている。
Youtubeはカルロス・クライバーの「ばらの騎士」1979年バイエルン国立歌劇場の記録
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