本日の練習、沼津市制100周年記念「第九」公演初練習
5月も半ば、この週末は雨模様。
気温も下がり母の部屋ではストーヴに火を入れた。
先週の木曜はオケ。
定演も終わり気持ちを切り替えて次の沼津市制百周年記念の「第九」へ向けての初練習。
仕事を終えて夕食を摂る時間も無くそのまま市民文化センター小ホールへ。
この日の昼食は葉山珈琲のハンバーグプレート。
沼響で第九を演奏するのは2001年に北原幸男先生の指揮で演奏して以来今回で7回目。
自分としては多少マンネリ気味の感じもあるけれど、今回の使用譜面はペーター・ハウシルト校訂のブライトコップ新版とのこと。
沼響は2001年以来ベーレンライター版を使用している。
自分はまだブライトコップ新版のスコアは入手していない。
パート譜を配られて、ベーレンライター版で特徴的だった第4楽章の歓喜の歌が再現する直前の538小節のホルンのタタータターの音型をまず探索してみる。
見るとベーレンライター版とほぼ同じでタイが加えられていた。
やはり聴き慣れたブライトコップ旧版とは異なる形。
もうこの形で定着したとのことだろうか。
続いて330小節、合唱とオケのffのvor Gott!の部分。
ブライトコップ新版ではオケ全体がディミヌエンドだった。
ブライトコップ旧版ではこの部分はティンパニのみ空しくディヌエンドしていた。
この部分に関しては自然な形に帰結したということだろう。
ちなみにベーレンライター版はディミヌエンドなし。
自分としては音盤で聴き慣れているのはブライトコップ旧版。
手持ちの音楽之友社の古いスコアもブライトコップ旧版。
かつて沼響のホームページの聴き比べではこの音友スコアにベーレンライター版のアイディアを赤字で書き込んで聴き比べていた。
次の練習の時は、ベーレンライターとブライトコップ新版の両方のパート譜を持参して比べてみよう。
Youtubeはクラウス・マケラ指揮オスロフィルの「第九」、ベーレンライター版使用。
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