カラヤン、DAMのフィンランディア
晴れのち曇り。
裏山の蓬莱竹のタケノコがニョキニョキと増えてきた。
蓬莱竹の竹の子は初夏に出はじめる。
一日でかなり大きくなりまさに雨後の竹の子。
蓬莱竹は中国南部が原産の外来種。
戦国時代に火縄銃の火縄の材料として移入され全国に増えたという。
今年もタケノコが採れるかと思って成長楽しみにしていた。
ところが今朝見てみたら全て刈り取られていた。
どうやら何者かが採ってしまったらしい。
DAMが出した45回転LPシリーズからカラヤン
「フィンランディア」と「モルダウ」の片面ずつメタルマスターから直接カッティングしたLP。
・交響詩「フィンランディア」
・交響詩「モルダウ」*
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
録音 1976年9月28,29日
1977年1月2,3日*
特にフィンランディアが凄い。
カラヤンの「フィンランディア」では、かつてFMで放送された1976年のライヴが凄さまじい演奏で強烈な印象が残っている。
このDAM盤で聴くとそのライヴを思い出されるほど。
カラヤンはスタジオ録音とライヴでは別の面を聴かせるけれど、このLPで聴くとライヴの雰囲気に極めて近いよう聞こえる。
このふたつの演奏は他に通常のLPとCDでも架蔵しているけれど、メタルマザーとスタンパーを省略し、マスターからの直接プレスしかも45回転のカッティングなだけにさすがに良い音だ。
この頃のカラヤンのEMI録音は音の焦点が締まらないものが多いけれども、不思議とこのDAMのLPでは不自然さは感じられない。
同じDAMのシリーズでもボールトの「惑星」や岩城宏之の「ローマの松」は、これほど成功してはいなかったように思う。
フィンランディアを聴いて久しぶりに興奮しました。
Youtubeはカラヤンのフィンランディア、このDAM盤の演奏
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