大学同窓の集まり、そして東洋文庫ミュージーアムのことなど
毎日蒸し暑い日々が続く。
本日今年最初の猛暑日、今週末はもう7月。
火曜日には東京で大学時代の同級生の集まりがあった。
朝早くの電車に乗り今年1月に生れた孫の顔を見に行きながらの上京。
この日朝の沼津は雨。
娘の新居に到着すると孫娘とは生れた直後以来ほぼ半年ぶりの再会なのに、私の顔を見ると嬉しそうな笑顔を見せてくれた。
雨が降りそうだったので外食はせずに、駅地下で買った鯖寿司その他で娘と昼食。
しばらく孫たちと過ごした後に旧友たちに合うために錦糸町へ。
店はイタリアンのマッジョーレ。
参加は大学時代の同じ研究室のメンバーを中心に6人。
その中の2人は夫婦で同級生。
開店時間の5時前に店に着くと店の前におっさん数人が集まっている。
よく見ると同級生達だった。
中には卒業以来久しぶりに会う顔もあり、40年以上の歳月ですぐに誰かはわからなかったけれど、やがて皆学生時代の顔に見えてくるのが不思議。
今年まで大企業の社長や重役だったメンバーもいるけれど、年齢的にほぼ全員リタイア組。
懐かしい学生時代の思い出話から始まり、それぞれの今までの人生や同級生の近況など、
皆抱えている悩みはほぼ同じ。
今日集まった皆は健康そうに見えた。
2時間ほど食べて飲んで2次会へ。
皆は東京都内や近郊に住んでいて地方在住は自分のみ。
楽しく過ごし再会を約して解散は11時過ぎ。
近くに宿を取って翌日水曜日は以前から行きたかった東京駒込の「東洋文庫ミュージーアム」へ。
ここは三菱財閥第三代総帥岩崎久弥が蒐集した、百万冊を超える日本を含めた東洋の貴重書を集めた図書館として知られる
中核資料である中国に関係する欧文文献モリソン書庫は、日本一美しい書棚と言われている。
2万数千冊の洋書が圧巻。三菱財閥が現在の価値に換算するとおよそ70億円で購入したもの。
館内撮影可なのもありがたい。
沼津に関係する「戸田浦露国軍艦建造図巻」別名「プチャーチン来航図」もここに収蔵
国宝に指定されている「史記泰本紀」の最も古い写本。
正本は失われ副本のみが現存する中国の百科事典の「永楽大典」、「方丈記」や「解体新書」、「東方見聞録」など全て本物か古写本。
「広開土王碑文」の拓本も有り、実物がこれほど大きいものとは思わなかった。
大学の教養時代に受けた佐伯有清教授の講義を思い出していた。
ここは1日居ても飽きない場所。
十分堪能したあとに昼食は小岩井牧場直営のカフェでランチ。
続きは次回。
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