夏の東京、音盤購入
曇りのち夜から再び雨。
先週の東京行きのついでの音盤購入です。
東京は暑いしそのまま沼津に帰ろうと思ったけれど、帰りのルートを考えているうちに
頭に浮かんだのはお茶の水ディスクユニオンのこと。
最後に行ったのは2月だったかな・・・・
時間が多少ありそうなので結局また寄ってしまった。
滞在時間は1時間以内そして探索はレコードのみに決めておく。
最近は未知の作曲家や演奏家、有名作曲家のマイナーな作品などに限定することが多くなっている。
失望する場合も多いけれど、時としてほとんどの人が知らないような演奏家で大名演を見つけたりすることもあるのが楽しみ。
お買い得盤300円以下から順番に巡る。
結局良いものがなく、500円(税込み550円)から数点。
オットー・シュトラウス指揮による「新世界より」。
SAGA盤
全く未知の指揮者、それがPhilharmonia orchestra of Berlinってベルリンフィルのことだろうか。
架空の指揮者とオケかもしれない。
アメリカの作曲家、John Vincent(1902-1977)の交響曲ニ短調。
オーマンディ指揮フィラデルフィア管による米コロンビア、モノラル盤。
こちらは未知の作曲家の作品。
Wikiにはナディア・ブーランジェに師事したとある。
オーマンディならば面白く聴かせてくれるだろう。
バラキレフの交響曲第2番、ロジェストヴェンスキー指揮のメロディア盤。
リトアニアの作曲家ミカロユス・チュルリョーニスの交響詩「森の中で」とのカップリング。
最近凝っているグラズノフでは、「バラード」、「スラヴの踊り」ほかドミトリアディ指揮のモスクワ放送響のメロディア盤。
カバレフスキーとプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。
Pavel Stepanのピアノ、A.Klima指揮のプラハ放送響。ARTIA盤。
子供でも弾けるカバレフスキーと難曲プロコフィエフとの面白いカップリング。
ハチャトウリアンの自作自演で映画音楽からの組曲「スターリングラードの戦い」ほか
メロディア盤。
お買い得コーナーにはロシアのマイナーな作曲家や演奏家のレコードがかなりの数があった。
このご時世でロシアものは売れないのだろうか。
お気に入りの演奏家で数枚。
アーヴィング指揮ニューヨーク・シティバレエ管による、チャイコフスキーとピアノ協奏曲第3番の断片とグラズノフのライモンダから、オケはニューヨーク・シティバレエ管。
米KAPP盤。
かつてこのコンビで聴いたストラヴィンスキーが鮮烈な名演だった。
アーヴィングは外れのない指揮者で未架蔵のものは見つけ次第購入している。
ルイ・フーレスティエ指揮セントソリ管による幻想交響曲。
これCDでは架蔵していた。Hallmark盤。
初めて目にするレーベル。
フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルで活躍したホルン奏者、アイファー:ジェイムズ指揮のブラスバンドによるホルストやバタワースの作品。
英Pye盤。
イギリスものではサー・アレクサンダー・ギブソン指揮のスコテッシュナショナル管による、ウオルトンのオラトリオ「ペルシャザールの饗宴」。
英CHANDOS盤。
メキシコの熱血野郎エドワルド・マータ指揮のRCA盤
ペンデレツキの「聖ルカ伝による主イエス・キリストの受難と死」
ヘンリーク・チシ指揮、クラコウフィルとの共演による1966年録音
日本コロンビア盤。
これは有名な録音でCDにもなっている。
見つけたのは1968年の芸術祭参加国内初出盤LP2枚組。
芸術祭参加の国内盤LPは、制作時にそれなりの予算がつぎ込まれているので解説が非常に充実している場合が多い。
馴染みのない作品や現代作品の場合は見つけたらできるだけ購入することにしている。
これは550円。
ラトヴィア国立響の名手、首席ホルン奏者のArvids KlisansよるL.モーツァルトのホルン協奏曲とサン・サーンスのロマンス、ケルビーニのホルンソナタなどのメロディア盤。
これだけはホルンのコーナーから1800円で発掘。
ロシア語だけの表記だったので解読に苦労した。
かつてこのオケのLPをいただいたことがあり、そうでなければ見逃すところだった。
Youtubeはカバレフスキーのピアノ協奏曲第3番
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