日曜朝はテート美術館展
9月も半ばの月曜日。
晴れのち曇り一時雨。
午前中はケアマネージャーさんと市の担当者が来て母の介護認定の審査。
このような時になると、母はシャキっといつもより元気に張り切ってしまう。
午後は畑と庭の草取り。そのうちにわか雨。
日曜は東京。
目的はイギリスのテート美術館展に日本フィルのコンサート。
朝早めに起きて沼津7時35分発JR東海道線小金井行きで東京へ。
現役時代は抵抗なく新幹線を使ったけれど今はセミリタイアの身。
時間はあるので極力節約。
新橋経由で地下鉄乃木坂駅下車、国立新美術館到着は開館時間のほぼ10時ころ。
日曜なので比較的混んではいたけれど、展示の最初の部分はスルーして未だ人が到達していない空いている中程から見始めた。
テート美術館展のテーマは「光 ターナー、印象派から現代へ」
19世紀末から現代までのアーティスト達による光をテーマにした作品の数々。
お目当ては有名なターナーだったけれど、自分としてはなじみの薄い、ポンペイをテーマにしたジョン・マーティン、そしてジョン・コンスタブルの一連の作品「イングランドの風景」。
繊細な淡い光が特徴のターナーやジョン・ブレッドの作品。
ジョン・ブレット「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」(1871年)
これ、いいなぁ・・
一方で強烈な光の放射を感じさせるジョゼフ・ライト・オブ・ダービー、そしてジョン・マーティン。
ジョン・マーティンの大作「ポンペイとヘルクラネウムの崩壊」(1822年)には圧倒された。
そして「噴火するヴェスビオ山とナポリ湾の島々を臨む眺め」
こちらはオラファー・エリアソン「星くずの素粒子」(2014年)
作品は一部を除き撮影可なのがありがたい。
何枚かお気に入りの作品のPOSTCARDを買ってみたけれど。
ターナーの「湖に沈む夕日」を上下逆さまに見ても、あまり不自然さを感じない自分が悲しい。
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