お茶の水ディスクユニオンにて、ルチア・ポップにトスカニーニ、アルヘンタ
彼岸の入りも近いのに連日の真夏日。
いつもならば今頃は彼岸花が咲き始めている時期、今年はその気配もない。
この連休は孫と娘が一時帰省。
2才になる孫はトンネルと服に付いているタグが好き。
日曜は家の近くの沼津アルプストンネルまで孫を歩いて連れて行った。
帰りにだっこをせがまれ孫を抱きながら炎天下を1キロ近く歩くことに。
幼な子は体温が高くあたかもホッカイロを抱いているかのよう。
先日の東京行ではテート美術館展と日本フィルのコンサートの合間に、お茶の水ディスクユニオンに行き持参したCD10数点を引き取ってもらった。
主にダブリ買いやカップリング違いながら同じ音源がすでにあるものなど。
一部は未開封CD。
結局査定額は50円~300円。
衰退期に入っているCDなのでこんなものだろう。
それでも交通費の半分ほどは浮いた。
行きがけの駄賃で店内のいくつかのレコード棚を覗いてみる。
300円や500円以下のLPコーナーの中身はありきたりの国内盤はほとんど姿を消し、聴いたことのないような東欧ロシア、アメリカなどの超マイナーな作曲家や、ステレオ盤とモノラル盤が同時に販売されていた時期のモノラル盤など。
特殊なマニア以外は手を出さないようなとても売れそうもないようなものばかり。
こんな中でも目をこらして餌箱をパタパタと漁る自分。
今回は自制?して9点ほど。
名チェリスト、フルニエが加わった管弦楽小品集、独コンサートホール盤。
サン・サーンスの白鳥その他。
これはステレオ録音もあるけれどモノラルバージョンの盤。
フルニエが弾いているのは5曲ほどで他はオケのみ。
伴奏はオーベルソン指揮のコンセール・ド・パリ。
ハンス・マリア・クナイスのブロックフレーテでヘンデルの作品1のソナタ集。
独Impression盤
以上300円。
ノイマンがブルノ国立フィルを振ったルーセル。
交響曲第3番と「バッカスとアリアーヌ」第2組曲のSUPRAPHON原盤のETERNA盤。
若き日のルチア・ポップが歌うドヴォルザーク、コダーイ、ヤナーチェクなどの歌曲集
独ACANTA盤。
アルヘンタ指揮スペイン国立菅のアルフテルのシンフォニエッタ。
スペインZacosa盤
これは何度も見かけながらスルーしていたもの。
トスカニーニ指揮NBC響によるカリンニコフの交響曲第1番。
英dellArte盤
シュターミッツの管楽器と弦楽のための四重奏曲集。
スランス弦楽三重奏団とフルートのランパル、オーボエのピエルロ、ホルンのクールシェなどフランス系の管楽器の名手を集めた独Christophorus盤。
これはかつて日本コロンビアから廉価盤で出ていた。
ミュンヘン狩猟ホルンアンサンブルによる狩猟ホルン曲集。ORFEO盤。
キャサリーン・フェリアーの歌うブラームス。
サージェントによる伴奏オケ版による「四つの厳粛な歌」にバッハのアリア集、英DECCA盤。
断捨離の道はいまだ遠し。
Youtubeはルチア・ポップの歌うドヴォルザーク、オペラ「ルサルカ」から”月に寄せる歌”
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コメント
ありきたりの、国内盤は今、ブックオフにシフトしています。ディスクユニオンのバイヤーが
「海外でのありきたりの国内盤」をそこに並べているようですね。
投稿: 山森壽夫 | 2023年9月23日 (土) 08時47分
山森壽夫さま。
最近ブックオフにもLPが並ぶようになりましたが、以前だったら東京の中古音盤屋に100~300円くらいで並んでいた国内盤が500円均一だったりするので、とても手を出す気にはなりませんです。ただ時々古い物で珍しい出物があったりするので来店したときにはひととおり目を通すことにしています。
投稿: 山本晴望 | 2023年9月24日 (日) 21時17分