メンゲルベルクのドイツレクイエム
彼岸の入り。
朝夕は多少過ごしやすくなってきた。
連休も終わり娘と孫は帰っていった。
今日は朝にお寺に行きお布施の付け届け。
そしてお墓の掃除に香花を供える。
この時期に見かける墓地の入り口のヒガンバナは咲いていない。
画像は4年前のもの。
月曜に沼津御用邸記念公園そばにパキスタン家具の店ができたというので行ってみた。
自宅から車で10分弱の至近距離。
定休日だったけれど幸い店主さんがいてお店の中に入れてくれた。
店内は珍しいパキスタンの家具や民具でいっぱい。
どれも手作りで素朴な味。
家内はお盆、自分は小さなお猪口のような陶器を買った。
孫が売り物でないトウクトウクのオモチャを見つけ、欲しがって大泣き。
今日はメンゲルベルクのドイツレクイエム。
手持ちは国内盤の2枚組LPで4面に「マタイ受難曲」抜粋が入っている。
・ドイツレクイエム Op. 45
ジョー・ヴィンセント(ソプラノ)
マックス・クロース(バリトン)
ウィレム・メンゲルベルク(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
アムステルダム・トーンクンスト合唱団
録音:1940年11月7日 アムステルダム ライヴ
古い放送用ライヴ。
極端なまでのテンポの変化とこってりロマンティックに歌い上げる濃厚な演奏。
あまりにも個性が強すぎて、全く別世界のものを見るような錯覚に陥るほど。
メンゲルベルクの演奏でもこれほど時代の隔たりを感じさせる演奏はなかった。
併録されている「マタイ受難曲」になってほっとさせられた。
こちらは時代を超越した名演。
ドイツレクイエムの録音はライヴとはいえかなり苦しい音。
Youtubeはマーラーの親しい友人で自作の演奏者として最も信頼していたメンゲルベルクのマーラー、交響曲第5番からアダージェット
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