プレトニヨフのリャードフ、チェレプニンのことなど
朝は冷えて昼間は24度、寒暖差が大きい。
撒き忘れていた野菜の種がたくさん見つかった(゜o゜;
全部有効期限切れ。
もったいないので試しにポットに撒いてみて一週間。
ダイコンは発芽しました。
プレトニヨフの指揮でロシアの作曲家たちを聴く。
手持ちはD.Gから出ていたCD。
・交響詩「ババ・ヤガー」
・魔法にかけられた湖
・交響詩「キキモラ」 :以上リャードフ
・遠き王女のための前奏曲
・魔法にかけられた王国 :以上ニコライ・チェレプニン
・組曲『金鶏』 :リムスキー=コルサコフ
~グラズノフとマキシミリアン・シテインベルク編
ミハイル・プレトニョフ(指揮)
ロシア・ナショナル管弦楽団
録音:1994年9月
かなり凝った選曲。
リムスキー=コルサコフとコルサコフ門下のリャードフとチェレプニンの作品を集めている。
リャードフの「魔法にかけられた湖」はかつて沼響の定演で取り上げている。
曖昧模糊とした曲だった。
ただ音のひとつひとつが色彩豊かに絡まっていく絶妙のオーケストレーションが印象に残っている。
チェレプニンの「魔法にかけられた王国」のタイトルは、リャードフの「魔法にかけられた湖」に似ている。
実はチェレプニンの曲は、ストラヴィンスキーの作曲で有名な「火の鳥」の音楽として作曲されたもの。
セルゲイ・ディアギレフは1910年の新作バレエとして、「火の鳥」を題材とすることを思いつき、最初チェレプニンが作曲を担当することになっていた。
ところがチェレプニンは作曲を途中で放棄。
次にリャードフに依頼するもこれもダメ。
結局、「火の鳥」の音楽は当時若手だったストラヴィンスキーが作曲することになった。
結果的にこれが大成功となったのだけれど、チェレプニンの「魔法にかけられた王国」は、この時書きかけだった「火の鳥」の音楽を改作したもの。
チェレプニンの曲は、ストラヴィンスキーの曲に比べると響きが保守的。
美しくも有りオーケストレーションは精緻だけれども今ひとつインパクトに欠ける。
あらためて「火の鳥」はストラヴィンスキーが作曲していて良かったと思う。
リムスキー=コルサコフの「金鶏」も鳥がらみ。
「金鶏」はリムスキー=コルサコフの最晩年の作品で、作曲者自身初演に立ち会うこともなく亡くなっている。
ここではグラズノフとマキシミリアン・シテインベルグによる編曲版を使用。
実はディアギレフはグラズノフにも、「火の鳥」の作曲を持ち掛けたのではないかとも言われている。
シティンベルクはリムスキー=コルサコフの弟子にして娘婿。
結局、この3人の作品を聴き比べてみると、リムスキー=コルサコフの作品が他の2人とはひとつ飛び抜けた洗練された音楽が鳴っていて、さすがの貫禄。
いろいろと考えさせられた1枚。
プレトニヨフの演奏は、実演で聴いた彼のピアノ演奏に共通する明快さと構成の確かな洗練さがあって非常に良い。
Youtubeはチェレプニンのホルン四重奏のための6つの小品、ベルリンフィルのホルンセクション
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