ディヴィッド・マンロウ、中世ルネサンスの楽器
11月も最後の週、今日も小春日和で最高気温は20度を超えた。
朝起きたら庭先が濡れていた。
明け方に小雨が降ったようだ。
通勤時に見た富士山は薄い積雪。
毎年この時期に麓に雨が降ると、もっと真っ白になっていた。
ディヴィッド・マンロウが編んだ「中世 ルネッサンスの楽器」をタワーレコードからの復刻CDで聴く。
これはマンロウの同名の著書に基づいて制作されたアルバムで、中世期とルネサンス期に使われた楽器を、ひとつひとつ音に出してマンロウとロンドン古楽コンソートのメンバーが紹介しているもの。
中世・ルネサンスの楽器
・「中世の楽器」
・「ルネサンスの楽器」
デイヴィッド・マンロウ(指揮)
ロンドン古楽コンソート
録音 1973年3、4、9月、1974年2月
取り上げられたのはそれぞれ30種ほどの計60種余りの楽器。
古い楽器の音色を、作曲された当時の曲で再現。
それぞれ数分程度の曲だけれど、音楽性豊かに再現しているので変化に富んで少しも聞き飽きない。
書籍は絶版になって久しく古書価格も高価になっている。
30年以上前だったか神田の音楽専門古書店、古賀書店で店主さんとこの本のことで話をしていたら「そういえば最近はすっかり幻の本になったねぇ。」とおっしゃっていたことを思い出した。
その古賀書店も昨年末に店を閉じてしまった。
Youtubeは古楽器を吹くマンロウ
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