ジュライチスのプロコフィエフ、ロミオとジュリエット
本日立冬。
気温は高く、富士山の雪はいつのまにか消えていた。
本日朝、朝ご飯を待つポコ。
プロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」。
ジュライチス指揮のボリショイ劇場管弦楽団によるLP3枚組の全曲盤。
・バレエ音楽「ロミオとジュリエット」 完全全曲
アルギス・ジュライチス(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
今では演奏されないいくつかの曲も含めた完全全曲盤。
全曲盤録音はその後いくつか出ているけれど、この盤でしか聴けない曲もあるようだ。
プロコフィエフのバレエ「ロメオとジュリエット」は、最初の予定されていたサンクトペテルブルクではなくチェコのブルノで初演されている。
これは最初の版がキーロフ・バレエに受け入れなかったことによる。
その後ブルノの成功を受けてキーロフ・バレエでは改訂した版て上演されている。
「ロミオとジュリエット」の世界初演をおこなったブルノのバレエ団を沼津に招いたことがある。
チェコ国立ブルノ歌劇場バレエ団と管弦楽団で2001年7月18日公演。
大編成のオケが、沼津のホールの狭いオケピットにびっしり並んだ風景は壮観だった。
この時の演奏は確か初演当時の独特の版だったような気がする。
オケもバレエも荒削りながら気合の入った名舞台だった。
このLPは改訂によって失われた曲も含めた完全全曲盤。
ジュライチスはバレー専門指揮者みたいな人だけれど、さすがにリズムの切れは良い。
手際のよくサクサク進み明解な音楽運びはさぞ踊りやすかろう。
Youtubeは巨匠ムラヴィンスキーのプロコフィエフ、ロミオとジュリエットから
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