スーストロのトランペットでテレマンほか
11月も半ば、シベリアからの寒気団が南下して全国で雪の便り。
畑のレモンが枯れてしまった。原因不明。
昨年まではたくさん実をつけていたのに・・・・・
夏蜜柑も元気がない。
海水温が上がり秋サケが極端な不漁とのこと。
地球温暖化で水産業に限らず農業も含め、産業構造そのものが変わってしまうかもしれない。
昨日は仕事で静岡市へ。
行く前に雨がパラついていたけれど静岡に着いたら良い天気になった。
先ほどの雨で富士山に新雪。
見慣れた沼津からの富士とは異なるアングル。
その横に愛鷹山もよく見えた。
愛鷹山は10万年前に活動を終えた富士山と同じ成層火山。
未来の富士山の姿。
先日の東京行きで購入したLPからスーストロのトランペットを聴く。
仏SFPのLPでフランチェスキーニ、テレマンほか同時代のバロック期のイタリア、ドイツの作曲家たちの作品を集めている。
・"Suonata A 7" Pour Flüte À Bec, Trompette, Cordes Et Basse Continue (1680)
:Petronio Franceschini
・"Sinfonia Seconda Concertata Con Li Ripieni" Pour Flüte À Bec Alto, Trompette, Cordes Et Basse Continue (1715)
:Alessandro Scarlatti
・"Sonate En Ré Majeur" Pour Clarino (Trompette En Ré), Cordes Et Basse Continue
:Georg Philipp Telemann
・"Concerto En Ré Majeur" Pour Trompette, Cordes Et Basse Continue
:Giuseppe Tartini
Henri-Claude Fantapié(conductor)
Orchestre Des Solistes De Paris
指揮者のHenri-Claude Fantapiéは初めて聴く。
フランスの指揮者で指揮をマルケヴィッチ、作曲をディティユーに学んでいる。
オケのOrchestre Des Solistes De Parisについてはよくわからない。
メンバー表を見る限り小編成のようだ。
メンバーにはYuko Moriの名が見える。
彼女はヴァイオリニストの豊嶋泰嗣とともにDaugareil Quartetのメンバーだった。
演奏はスーストロの真っ直ぐでのびやかなトランペットに着実な伴奏。
このアルバムは名エンジニアのアンドレ・シャルランの手によるもの。
ハイファイ的な音ではないけれど、しっとりとした弦楽器の響きに輝かしいトランペットの音がバランス良く聞えてくる。
さすがの名録音。
Youtubeはスーストロの吹くテレマン
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