沼津市制100周年記念沼津の第九終わる
終日曇天、気温も低い。
連日の強風で雪が飛ばされている富士山。
沼津市制100周年記念の第九は無事終了しました。
第1部
・佐藤 真/大地讃頌(カンタータ「土の歌」第7楽章より)、
・岡野貞一/ふるさと(編曲 いしだありみ)
指揮:芹澤卓弥
ピアノ:田京まゆみ、新井 瞭
合唱:一般公募による市民合唱団
第2部
・交響曲第九番ニ短調 「合唱付き」
指揮:喜古 恵理香
ソプラノ 迫田美帆、アルト 山下裕賀、
テノール:宮里直樹、バリトン 池内響
沼津交響楽団
一般公募による市民合唱団(合唱指揮 芹澤卓弥)
土曜日前日のリハではソリスト4人のうちテノールの宮里さん以外の3人が揃った。
この3人は来年の東京都交響楽団の「第九」公演と同一メンバー。
今回のソリストが凄いメンバーだとは当初からわかっていたけれど、バリトンの池内響さんの「フロイデ!」の一声で合唱とオケから「うぉおおお・・・!」という声。
続く合唱団の歌声が池内さんの声を聞いてから一変したのも驚いた。
とても同じ合唱団とは思えないほど。
オケも触発されて皆の表情が変わっていく。
良い気分のまま翌日の本番へ。
そして本番当日の日曜は良い天気。
オケは10時からゲネプロ開始。
11時からは合唱合わせ、テノールの宮里さんも前日の日本フィルの「第九」の本番を終えて駆けつけてくださった。
宮里さんは来年の「国技館5000人の第九」コンサートのテノールソロ。
ソリストの4人は東京芸大の同級生や一学年違うだけの方々。
多くのオペラ公演で副指揮者の経験のある喜古先生とも同年齢の気の合った仲間たち。
最初から和やかな雰囲気でアンサンブルも数回の練習でピタリと合った。
沼響の第九は今回で7回目。
今まで共演したソリストは、それぞれキャリアや年齢差の違いがあったけれど、今回ほど同年齢で高い水準の売れっ子歌手たちが揃ったことはなかった。
若いプロの方々の楽しそうな笑顔をみているうちに、オケも合唱も本番に向けてのテンションは急上昇。
本番では第4楽章の最初に喜びの歌がチェロとベースで出てくるところなど、今まで練習で聴いた中で一番ピッチが合っていた。
やればできるじゃん。
と思いながらも次々に入ってくる木管群も素晴らしい出来。
ロートルの多いホルンパートとしては細かな反省点はあったけれど、本番は心地よい熱狂のうちに終わることができました。
お客様の反応も良かった。
アンコールは沼津市歌を市長さんの指揮で。
Youtubeはパ^ヴォ・ヤルヴィ指揮N響の第九
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