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2023年12月28日 (木)

ホルストの弦楽合奏のための作品集

令和5年も今日で仕事納め。


年々季節感が薄れる中、オフィスの中もなんとなくウキウキとした気分。

月曜から長女夫婦が二人の孫と一緒に帰省。

その日の夜は婿殿と久しぶりに痛飲。

翌火曜は娘の友人宅で餅つき大会を予定していて、皆で参加する予定が前日になって友人宅でノロウイルス感染者が出て急遽餅つき大会は中止になってしまった。

友人の家族はほぼ全滅状態だという。

 

予定が空いた娘家族は家内と一緒に御殿場アウトレットへ。

最近物欲(音盤以外)が失せている自分は留守番。

年賀状を作ったりしていた。

 

プリンターは先月孫に壊されて新しくしたばかりなので調子が良い。

帰宅した娘が、プリンターの前で孫にまとわりつかれながらハガキを交換している自分を見て「スマホのアプリで頼めば楽なのに・・・」

 

プリントゴッコ時代以来、自宅で年賀ハガキを印刷する習慣がついているモロに昭和世代の自分。

 

「ホルスト/弦楽合奏のための作品集」を聴く。

某SNSにKOCHから出ていたブレイスウェイト指揮ニュージーランド室内管弦楽団によるホルストの弦楽作品集録音の記事が出ていた。

自分がコメントを付けたりしたので、このブレイスウエイト盤とほぼ同一曲を収録しているロフ・ポープル指揮のArte Nova盤と併せて聴いてみた。


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・ブルック・グリーン組曲
・ヴィオラと小オーケストラのための抒情的な楽章
・フルートとオーボエのためのフーガ風協奏曲Op.40-2
・モリス・ダンス集
・セント・ポール組曲Op.29-2,

  ブレイスウェイト(指揮)
  ニュージーランド室内管弦楽団
 
   録音 1992年

そもそもブレイスウェイト盤を購入したのはモリス・ダンス集に収録されている「Country Gardens」と「Shepherd's Hey」。

この2曲にはパーシー・グレインジャーの非常に優れた編曲があり、そちらとの比較がお目当てだった。

 

実はこのブレイスウェイト盤とほぼ全く同じ選曲のCDがARTE NOVAから出ていた。


ロス・ポープル指揮のロンドン・フェスティバルオーケストラ。


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・セント・ポール組曲Op.29-2,
・ヴィオラと小オーケストラのための抒情的な楽章
・ブルック・グリーン組曲
・フルートとオーボエのためのフーガ風協奏曲Op.40-2
・ピアノとオーケストラのための7つのスコットランドのエール
・6曲のモリス・ダンス,
・冬のさなかに(マルコム・メシター編曲)

  エドァルト・ベケット(フルート)
  マルコム・メシター(オーボエ)
  レイチェル・ボルト(ヴィオラ)
  マイケル・フレイハン(ピアノ)

 ロス・ポープル
 ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団
 
   録音:1995年

この盤にはブレイトウエスト盤と同じ曲のほか、「ピアノとオーケストラのための7つのスコットランドのエール」と、ホルストの比較的初期の合唱曲からこのオケのオーボエ奏者が編曲した「冬のさなかに」が含まれている。

中でも「スコットランドのエール」はなかなかの佳品。

モリス・ダンスはブレイスウェイト盤より少ない6曲だが選曲は一部異なる。

演奏はブレイスウェイトのほうが良いけれど、ポープル盤のモリス・ダンスにはフルートとクラリネットも加わっているのが面白い。

もとはミリタリー・バンドのための曲らしいけれど、このような版もあるのかもしれない。

 

ただホルストのアレンジは、グレインジャーの多彩な響きには及ばない。

 

実は「セント・ポール」組曲にも未出版の管楽器打楽器入りのバージョンがあり、ホグウッドの録音がある。
オケはミネソタ州のセント・ポール室内管絃楽団。


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こちらは終曲にトランペットやタンブリン、シンバルが入る賑やかなもの。

こちらはストリングスのバージョンの方が良いと思う。

 

Youtubeはセント・ポール組曲

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