Orchestra Est 三島公演
晴れのち曇り。
ここ数日暖かな日が続く、本日の最高気温は20度。
庭の数種類の色の花を咲かせる遅咲きの梅「おもいのまま」が今年も咲き始めた。
紅、白、絞りの3色が咲くと言われている。
最近は白ばかりになってきた。
昨日はOrchestra Estの演奏会。
場所は隣町、三島の市民文化会館ゆうゆうホール
開演13時30分。
先日の高関建のブルックナーの8番と同じ会場。
昨日も同じような天気で雨が降り始めた。
駐車場はホール前の駐車場が空いていたのでそこに駐車。
多少時間があったので近くの図書館に寄ってみたらそこの駐車場も空いていた。
こちらは2時間の減免がある。あとで後悔。
このオケは東京大学音楽部管弦楽団OB,OGによる創立は2016年という若いオケ。
曲は
・楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より第1幕への前奏曲:ワーグナー
・ハイドンの主題による変奏曲 :ブラームス
・ 交響曲第1番 ハ短調 :ブラームス
竹内 健人(指揮)
Orchestra Est
ワーグナーとブラームス、独逸ロマン派王道のプログラム。
母体の東大オケは昨年と2019年に聴いている。
いずれもメインの曲はサン・サーンスの交響曲第3番だった。
2019年は沼響でもサン・サーンスの3番を定演に取り上げていた。
この時の三石精一指揮の演奏が非常に良くて、以後オルガンの響きに浸りたく、ワセオケやコバケン指揮日本フィルなど、サン・サーンスの3番にはまって何度も東京に足を運ぶことに。
そしてOrchestra Est。
開演前に弦楽四重奏による「情熱大陸」ほかのプレコンサート。
そして指揮者の竹内 健人氏と、団員の女性コントラバス奏者によるプレトークがあった。
この女性奏者は三島在住だという。
メンバーの大部分は20代。一部現役も入っているらしい。
演奏は若々しくフレッシュなワーグナーとブラームス。
OBということで多くは社会人。
ただいわゆる地方都市の市民オケ(沼響も含む)とは一線を画す趣があり、かなり学生オケの雰囲気を残している。
学生オケのような練習量は望めないとはいえ、その分効率的な練習をおこなっているのだろう。
弦楽器群の水準は高かった。
ブラームスでのコンマスのソロなど見事なもの。
ブラームスでは曲の入りで一瞬早くコントラバスが入るのは指揮者の指示なんだろうか。
プログラムの20頁を超える曲目紹介は、豊富な譜例も引用しながらのかなりの力作。
当オケのサイト上でも今までの演奏会のプログラムの曲紹介を載せていてかなり力を入れているようだ。
演奏マナーの漫画付きのプログラムも゙ユニーク。
次回の演奏会は川崎でサン・サーンスの交響曲第3番と「惑星」だという。
おそらく私が聴いた2019年と2023年の東大オケでのサン・サーンスの3番に出ていたメンバーも参加するのだろう。
都合がつくようだったら行ってみようかな。
Youtubeは昨年の東大オケのサン・サーンスの交響曲第3番第2楽章第2部、この演奏は会場で聴きました。
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