小澤征爾、若き日のブリテン
晴れのち曇り。
昨日は久しぶりのまとまった雨。
今日は暖かな1日。
日中ポコは気持ちよさげにお昼寝。
小澤征爾の死去にネットにはいろいろなコメントが出ている。
小澤征爾のレパートリーは広く手持ちの音源も多いけれど、自分としてはサイトウ・キネン・オーケストラの一連の録音よりも若き頃の演奏が好きだ。
今日はブリテンの「青少年のための管弦楽入門」を聴く。
・青少年のための管弦楽入門
小澤征爾(指揮)
シカゴ交響楽団
録音:1967年7月
シカゴ、メディナ・テンプル
カップリングは「展覧会の絵」。
当時トロント響の音楽監督だった小沢征爾が、世界のオザワへ向けて大きく飛躍しようとしていた30代の演奏。
小澤の颯爽とした指揮に凄腕の名人揃いだったシカゴ響の各セクションの名技が聴きもの。。
この演奏を初めて聴いたのは学生時代のこと。
安物のラジカセだった。
FMから流れてきたフーガの手に汗握る白熱の演奏に痺れたのを今でも思い出す。
ナレーションが入らないのも良い。
「展覧会の絵」はもうオーケストラをドライヴするのが楽しくてたまらない様子が自然に伝わってくる快演。
クーベリック、ライナーやショルティなどいくつかあるシカゴ響の「展覧会の絵」冒頭のプロムナードでトランペットを吹いているのは1948年(27歳)から2001年(80歳)まで首席だったアドルフ・ハーセス。
いくつかある彼の録音ではこの小澤盤が一番良いと思う。
Youtubeは小澤征爾指揮シカゴ響の「青少年のための管弦楽入門」
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