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2024年4月28日 (日)

先月末、お茶の水ディスクユニオンにて

昨日の雨から一転して快晴の日曜日。

GW二日目。
非常勤の身にはさほどGWの実感はなし。

円安止まらず。

天気が良いので午前中トマトやナスの定植の準備。

 

その前にホームセンターに行きトマトの苗を追加。

ついでにカボチャとモロヘイヤのセールをやっていたので、こちらも購入。

 

先月のカンブルラン指揮「ダフニスとクロエ」全曲演奏での帰りに立ち寄ったお茶の水ディスクユニオンでの収穫。

3月初めに一度訪れていたのでさほど期待していなかったけれども意外と在庫の変化有り。

 

店に入りいつものように格安300円以下LPから順次回遊。

300円以下からはクルト・ウェスが日本フィルへ客演したときのウィンナワルツ集ライヴ。
日本フィル自主制作盤。


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日本フィルは1972年6月に解散し新日本フィルと日本フィルに分裂している。

このLPはその後の9月に自主運営となった日本フィルの第1回自主公演のライヴ。

 

クルト・レーデルがチェコフィルを振ったシューベルト。
交響曲第4番のスプラフォン盤。


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B面はベートーヴェンの序曲集で「コリオラン」「アテネの廃墟」「プロメテウスの創造物」

の3曲、こちらはレーデルはコリオランだけで、あとはスメターチェクとクリマの2人。

オケはプラハ響とプラハ放送響。

 

マーク・エルムレルのボロディン、歌劇「イーゴリ公」~2幕を中心とした抜粋。
これは全曲盤から採られたもの。


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ペトロフ、エイゼン、オブラツォヴァなど、超豪華キャストによる録音。

エルムレルの「イーゴリ公」は1981年の映像も残されている。

 

500円以下からは

ロシアの作曲家バラキレフのショパンの作品による管弦楽組曲ニ短調と、未完に終わって弟子のセルゲイ・リャプノフが完成させた組曲ロ短調のカップリング。


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スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立響(現スヴェトラーノフ・ロシア国立響)によるメロディア盤。

 

ベルギーの大ヴァイオリニストにして作曲家のイザイのヴァイオリン曲集。


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ヴァイオリンはG.ジャリ,豊田耕児にF.ロデオンのチェロ、ピアノはG.プリュデルマシェ。
ベルギーMUSIQUE EN WALLONIE盤

これ、500円だったけれどこちらのサイトでは非常に高価。

 

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エルガーの合唱曲「バイエルンの高地より」とヴォーン・ウイリアムスの合唱曲「ウィンザーの森にて」。ノーマン・デル・マー指揮ボーンマス・シンフォニエッタと合唱団。
英EMI盤・

 

フンガロトンから出ていたコダーイ合唱曲全集バラ売りのうち第2集と第7集


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特に第2集は鮮烈な印象があったイローナ・アンドール女史の指揮によるもの。

帰宅して調べたら第2集はダブり買いだった。(ジャケットの色が違っていたので気付かなかった)


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ランスロ、オンニュ、バルボトゥーによるウェーバーのそれぞれクラリネットとファゴットそしてホルンの協奏曲集、エラート盤

 

フランスのテノール、ピエール・ベルナックの歌うプーランク歌曲集。
CDでは持っていたけれどこれは仏Vegaの初出盤LP。


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これも500円。作曲者のプーランクがピアノを弾いている。

 

とにかくサブスクが主流になりLP,CDが値崩れしている。

知人友人からはレコードを買い取り業者に売りに出した話が伝わってくるけれども
クラシック国内盤LP2000枚を売りに出したら600円にもならなかったとか、

同じくクラシックの国内盤LP600枚を買い取り業者に引き取ってもらったら140円だった
など。

ほとんどゴミ扱い。

クラシックはとにかく売れないらしい。

そんなご時勢にせっせっと音盤を買いあさっている自分はバカなのだろうか。

 

Youtubeはコダーイの合唱曲「ジプシーがチーズを食べる」

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コメント

ディスクユニオンも含め、所謂『業者』はそうやって右から左へ葬り去っていますが、埋蔵量を把握しておらず、早晩『供給の崖』に直面し、売るものがなくなり、潰れます。そこで、高笑いするのが、貴殿のような愛好家でしょう。価格も上がってくると思います。

投稿: 山森壽夫 | 2024年6月 8日 (土) 16時12分

山森さま。

自分が音盤を買い漁るのは、未知の曲や演奏家を聴いてみたいという好奇心からですが、と同時にかつてレコードが高くて手に入らなかった時の反動もあるのかもしれません。

LPもCDも新たな生産はほとんど絶えたり減少している状況なので、おっしゃるとおりそのうち枯渇していくでしょうね。

自分は古い世代の人間なのでサブスクにはどうもなじめません。

投稿: 山本晴望 | 2024年6月 9日 (日) 21時28分

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