坂入健司郎のドヴォルザーク
晴れのち曇り夜に雨。
このところ大気が不安定ではっきりしない天気。
月曜日に警報級の雨だったのが昨日火曜は快晴。
今朝は青空の見える良い天気で、畑に水を撒いたりしていたら夜になって強い雨。
今日のポコ。
何やら悩み事があるような様子。
知り合いの方からこの演奏を聴いてくださいと渡されたCD。
坂入健司郎指揮日本フィルによるドヴォルザークの交響曲第8番。
日本フィルの自主制作CD.
交響曲第8番 ト長調 作品88
坂入健司郎(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団
録音 2023年2月6日東京芸術劇場
都民芸術フェスティバル2023オーケストラシリーズNo.54 ライヴ
坂入健司郎の指揮は2017年のラ・フォルジュルネでボレロを聴いている。
慶応大学関係者のオケを振ったダンス付きのボレロだった。
本人からデ・サバタ版で演奏しますというアナウンスがあって「へぇー、そんなのあるの?」
と思って聴いていたら最後のクライマックスで演奏者のかけ声が入るというもの。
同じようなことはもっと地味な形でアバドがやっている。
この時の演奏は音楽愛がストレートに出ていて、良い意味でのアマチュアの良さが出ていて楽しみながら聴いていた。
坂入さん、アマチュアかと思っていたらその後プロオケに次々に客演。
今年はN響にも客演していて今や立派なプロの指揮者。
そしてこのドヴォルザーク。
第1楽章冒頭から丁寧に丁寧にフレーズを流していく。
極力美しく演奏しようと心がけているようにも思える。
表面的な効果を狙わずよく歌う演奏だけれど、ライヴなんだからもう少し羽目を外しても良かったかな。
Youtubeは実際に聴いた2017年ラ・フォルジュルネ・ジャポンでの坂入健司郎指揮の「ボレロ」
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