ヤブロンスキー指揮ロシアフィルのシンフォニア・タプカーラ
晴れ、最高気温は26度。
ここ数日の暖かさでポットに撒いた、いんげんが順調に発芽して予想外の早さで育っている。
そろそろ畑に定植。
こちらは同じ日に撒いたオクラ。
やっと芽が出た。
娘や孫達が去って静かになった。
いつもながら祭が終わった後のような寂しさ。
なんとなくここ数日タプカーラロス。
定演が終わっていろいろな評判を聞くと概ね好評。
特にタプカーラが凄かったとのこと。
第一楽章のアレグロのわらべ歌風のメロディが頭から離れない。
自然と聴く音楽は「シンフォニア・タプカーラ」
今日はNAXOSから出ているヤブロンスキーの演奏。
伊福部昭(1914-2006):
・シンフォニア・タプカーラ(1979年改訂)
・ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ
・SF交響ファンタジー第1番
ドミートリー・ヤブロンスキー(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
エカテリーナ・サランツェヴァ(ピアノ)*
録音:2004年5月
モスクワ、ロシア国営TV&ラジオ・カンパニー「Kultura」第5スタジオ
今この曲のCDでは一番入手しやすいかもしれない。
この演奏は昨年7月、タプカーラの練習を始めた時に感想を書いている。
その後練習を重ね、実際に演奏してさらにいろいろな演奏を聴いてだいぶこの演奏に対する印象が変わってきた。
とにかく第2楽章が極端に速い。
他の演奏、たとえば伊福部昭の弟子の芥川也寸志指揮の演奏の倍近く速い。
作曲者自身がこの楽章について述べた言葉、
「北海道で暮らした少年時代に体験した、夜遅くに外から聞こえてきた風の音や鳥の声などの自然の音、そして村のざわめきのスケッチ」からはほど遠いことになっている。
「シンフォニア・タプカーラ」で現在入手できる唯一外国勢の録音ということで貴重で、純粋に先入観なく楽譜に取り組んだ結果だと思うのだけれど、アダージョってこんなに速かったかな・・・
他の2曲も国内の他の演奏に比べるとエネルギー不足。
Youtubeは芥川也寸志指揮新交響楽団の「シンフォニア・タプカーラ」
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