ラローチャのバッハ
曇りのち晴れ、夜から雨。
今日から6月。
昨日も朝から夜遅くまで雨だった。
6月の花、庭のカシワバアジサイが満開
最近高温多雨のため雑草と庭の草木の成長が早い。
昨日は雨の合間に庭の草取りと梅と柿の枝葉を切っていた。
木の葉に着いた雨滴が自分の体に降りかかりずぶ濡れ。
そのうち本格的に雨が降り始めたので途中で止めにした。
ちょっと喉の痛みを感じたので葛根湯を服用して寝たら今朝は快調。
スペインの女流ピアニスト、ラローチャのバッハを聴く。
キングレコードが出していた国内盤LPで、先日いただいたもの。
・イタリア協奏曲 BWV.971
・ フランス組曲6番 BWV.817 |
・ 幻想曲 BWV.906
・イギリス組曲2番 BWV.807
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)
録音:1971年5月9-19日・
ロンドン・ Decca Studios (West Hampstead Studio 3).・
ラローチャは一度実演を聴いている。
スペイン国立管弦楽団の来日公演で、弾いたのは確かベートーヴェンの3番のコンチェルトだったと思う。
指揮はラファエル・フリューベック・デ=ブルゴス。
そのまま買い物にでかけるような風情で普通のおばさんがステージに現れた。
弾き始めると、はっとするような強くも柔らかで太く明るい音。
まさにピアノの女王と称される貫禄。
独特の威厳があって、会場に何ともいえぬ暖かな空気が広がっていったのを覚えている。
そしてこのバッハ。
安定した技巧で気品に満ちたしなやかな音の流れ。
心洗われるような力強くも美しいバッハ。
Youtubeはラローチャのバッハ、フランス組曲第6番
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- ベームとベルリンフィルのモーツァルトの交響曲全曲録音のことなど(2025.06.24)
- クリストバル・デ・モラーレスのモテトゥスのことなど(2025.06.22)
- ブレンデルのバッハ(2025.06.18)
- オランダ王立海軍軍楽隊のアルメニアン・ダンス(2025.06.06)
- ジャン・ラングレーのミサ曲のことなど(2025.06.03)
コメント