ファビアン・トゥアンのオーボエとアンサンブル・エシュテ
6月最初の日曜日。
曇りのち午後から強い雨。
午前中は畑の草取りで午後は三島でアンサンブル・エシュテの演奏会。
・オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314 :モーツァルト
・オーボエ協奏曲 ニ長調 :R.シュトラウス
・交響曲第8番ヘ長調 Op.93 :ベートーヴェン
アンコール
・交響曲第7番イ長調 第4楽章短縮版:ベートーヴェン
・ガブリエルのオーボエ :モリコーネ
ファビアン・トゥアン(オーボエ)
近藤聡(指揮)
アンサンブル・エシュテ
三島市民会館大ホール
中部関東の音楽愛好家で結成されたアマオケということだが水準が高いのにびっくり。
最初プロかと思った。
ソロは元ミラノ・スカラ座管首席にして、現在はイタリア最古のオケ、聖チェチーリア音楽院管首席オーボエ奏者、ファビアン・トゥアンの客演でモーツァルトとリヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲。
大変な名手で特にシュトラウスは凄かった。
伴奏のオケも良くて、関係者に聞いたら2回しか合わせていないとのこと。
ほかにベートーヴェンの交響曲第8番。
トゥアン氏はこの楽団のオーボエ奏者である団長さんがFacebookで知り合ったことがきっかけで、この演奏会だけのために来日したとのこと。
能登半島地震に向けた入場無料のチャリティコンサート。
アンコールのモリコーネの名作「ガブリエルのオーボエ」のトゥアン氏の演奏には涙が出そうになりました。
良いものを聴かせていただきました。
Youtubeはトゥアンのオーボエでバッハのオーボエ協奏曲
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