ショルティのタンホイザー
曇り時々晴れ。
7月に入っても湿度は連日の90%越え。
昨晩も小雨が降った。
昨日は先週末に帰省していた娘からヘルプが入り、急遽孫の世話のため娘の家へ行っていた。
こども園に行く孫が熱を出し、娘はこの日健康診断の予定が入っていた。
急なことで婿殿と家内は仕事を休めず、一番ヒマな自分が行って孫の面倒を見ることに。
天気予報では雨模様。
通勤時間での混雑が予想されたので、5時過ぎに起きて6時半に家を出た。
9時には来て欲しいとのことなので大事を取って東名高速に乗る。
東名は順調で、走らせること一時間余り。
ところがインターチェンジを降りたところで渋滞が待っていた。
普段は使わない側道を走らせて娘宅には9時前には到着。
午前中は、熱を出しても元気な孫相手にプラレールを組み立てたり読み聞かせをしたりしていた。
プラレールは自分が小さいときにもあったけれど、その時家には最低限のパーツしかなかった。
今はバリエーションが豊富になってラインナップにはドクターイエロまである。
お昼には娘も戻り一緒に昼食を済ませて沼津へ向かうつもりが、来る途中でハードオフがあったことを思い出してついでに寄ってみた。
詳細は次回。
行き帰りの車中でワーグナーの歌劇「タンホイザー」全曲を聴いていた。
ショルティ指揮ウィーンフィルによる英盤CD3枚組。
歌劇「タンホイザー」 全曲(パリ版)
タンホイザー/ルネ・コロ(テノール)
エリーザベト/ヘルガ・デルネシュ(ソプラノ)
ヴェーヌス/クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ヴォルフラム/ヴィクター・ブラウン(バリトン)
ビーテロルフ/マンフレート・ユングヴィルト(バス)
ヘルマン一世/ハンス・ゾーティン(バス)
ハインリヒ/クルト・エクヴィルツ(テノール)
ラインマル/ノーマン・ベイリー(バス・バリトン)
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
録音:1970年10月 ウィーン、ゾフィエンザール
ショルティがウィーンフィルを振った「リング」を含む一連のワーグナー録音中のセットのひとつ。
細部まで緻密に計算し、次々に山場を持ってくる聴かせ上手なショルティの音楽運び。
ウィーンフィルを豪快に鳴らし切り、ルネ・コロ以下の豪華な歌手陣も素晴らしい名唱を聴かせてくれる。
随所で活躍するウィーンフィルのホルンセクションが実に素晴らしい。
とりわけ名匠ヴィルヘルム・ピッツ率いる大人数の合唱が壮大な出来で、曲の最後に歌われる巡礼の合唱では聴き手を圧倒的な感動に誘う。
聴いているうちに10年前に沼響で演奏した、歌手を含めて演奏した「タンホイザー」抜粋を思い出していた。
車を運転しながら聴いていたけれど、時間の経つのを忘れるほどの名演。
Youtubeはショルティ指揮シュトウットガルト放送響の歌劇「タンホイザー」序曲。ホルン首席は名手ヘルマン・バウマン
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