スクロヴァチェフスキーのショスタコーヴィチ、交響曲第5番
お盆です。
庭に突然咲いた百合の花。
最初日本原産のテッポウユリかと思っていたら、テッポウユリは6月に咲くはず。
調べてみたら、この時期に咲くのは種で増える台湾原産のタカサゴユリか、タカサゴユリとテッポウユリの交配種シンテッポウユリ。
野鳥が種を運んできたようだ。
蒼い空に見えるスジ雲は秋の雲。
孫達が帰省してきて賑やかだ。
昨日は午後に母の面会、久しぶりにひ孫達に会った母は非常に喜んでいた。
夜は弟夫婦もやってきて4家族でバーベキューの一夜。
翌日に健康診断を控えているので酒は控えめにしていた。
大型の台風7号が接近中。
もうひとつショスタコーヴィチ。
スクロヴァチェフスキー指揮のハレ管弦楽団を英IMPのCDで。
・交響曲第5番 ニ短調
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
ハレ管弦楽団
録音 1990年
こちらも個性的な演奏。
スクロヴァチェフスキーはミネソタ響(当時はミネアポリス響)と読響を振った録音もある。
ミネアポリス響の演奏はオケの響きが薄い干し物のような演奏だった。
このハレ管との演奏も枯れた雰囲気は共通。
澄み切った叙情の中にも切れ味鋭いナイフの薄い刃先がぐいぐいと迫ってくるような緊迫感があって、いたずらに効果を狙わない渋くも辛口の演奏。
第1楽章中間部のクライマックスでトランペットパートが突然落ちるのはスクロヴァチェフスキーの指示なんだろうか。
スクロヴァチェフスキーではミネソタ響時代のラヴェルの管弦楽曲全集が思い出深い。
モダンで洗練、明晰にして切れ味鋭いリズム感も印象的な名演だった。
「古風なメヌエット」はこれ以上の演奏を知らない。
Youtubeはスクロヴァチェフスキーのボレロ
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