クルツとN響のチャイコフスキー、交響曲第4番
本日最高気温は27度。
秋分の日も過ぎて、振替休日の昨日は朝から秋らしい乾燥した爽やかな風。
あまりの涼しさに目覚めた時に昨晩クーラーを消し忘れたかと思ったほど。
日曜は厚い雨雲が垂れ込めときおりの強い雨。
その日は朝から花火が上がっていた。
鎮座900年を超える古社、日枝神社の例大祭の日。
あいにくの天気で一日ずれればよかったのに。
昨日は埼玉の娘夫婦と孫が彼岸の墓参りで帰省していた。
3時過ぎに帰路についたけれど、凄い渋滞で到着は9時近くだったとのこと。
引き続きN響85周年記念シリーズのCDからクルツの演奏
ロシア管弦楽曲集と同じ時期の録音で、チャイコフスキーの曲を集めたアルバム。
・交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
・幻想序曲『ロメオとジュリエット』*
エフレム・クルツ(指揮)
NHK交響楽団
録音 1962年5月21日、6月7日*
東京、杉並公会堂、 東京厚生年金会館(2)
交響曲は定期演奏会、序曲は放送用公開収録の記録
クルツの曲に対する深い共感が伝わる熱い演奏だった。
幾分前のめりになるような速いテンポ。
キチッと整ったアンサンブルに厳しいトレーニングを感じさせ、第2楽章の良く歌う音楽の流れの中ではクルツのハミングとうなり声が聞こえる。
かなり力の入った演奏で実演で聴いたらさぞ興奮させられただろう。
録音はモノラルながら音響効果の良い旧NHKホールの響きをうまく捉えていた。
Youtubeはクルツのストラヴィンスキー、ペトルーシュカ
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- アントニン・キューネルと武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル(2025.07.08)
- 小菅優の「ファンタジー」(2025.07.02)
- スピヴァコフスキーのチャイコフスキー(2025.06.30)
- ランパル、ORIONへのバッハ(2025.06.29)
- ベームとベルリンフィルのモーツァルトの交響曲全曲録音のことなど(2025.06.24)
コメント