ホーレンシュタインのブルックナー、交響曲第9番
今週に入ってからは再びの猛暑。
月曜の夕方、彩雲が一瞬の間に現れた。
瑞兆とのこと。
昨日のランチは大手町の「とんかつシリウス」のテイクアウトでヒレカツ弁当。
塩で食べるユニークな店。
上質な肉を材料とした人気店だったが9月10日で閉店とのこと。
残念。
引き続きブルックナーを聴く。
シューリヒト指揮ウィーンフィルのブルックナーの交響曲第9番での改変について某所に書いたら、別の箇所の改変のご教示をいただいた。
場所は第一楽章の終結部。551小節からのトロンボーンの強奏部分をホルンに重ねているというもの。
聴いてみたらなるほど、と納得。
聴き直したらトロンボーンの改変は少し前の540小節から現れ、551以降のホルンの音型を先取りする形でトロンボーンに吹かせている。
このフレーズをシューリヒトは重要なフレーズとして認識していたのだと思う。
今日は一時期凝っていたウクライナ生まれのホーレンシュタインの演奏を聴いてみた。
Music & Artsから出ていたCD.
・交響曲第9番 ニ短調 :ブルックナー
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)
BBC交響楽団
録音 1972年 マンチェスター(ライヴ)
14年前にも聴いていた。
大作であるほど本領を発揮したホーレンシュタインのブルックナー。
大河の如く自然な音楽の流れの中に壮大に鳴り響くブルックナー。
オケにほころびは散見されるけれど、確信に満ちたテンポ運びに深いオケ響き。
大きな感動を誘う名演だった。
Youtubeはホーレンシュタインのマーラー、交響曲第3番から
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