ヘレヴェッヘのブルックナー、宗教音楽曲集
日曜日、再びの猛暑で熱中症厳重警戒。
昨日から伸び放題となっていた畑の耕作放棄部分の雑草の草刈り。
草刈り機のバッテリーが古くてすぐに切れてしまう。
結局刈残しが出てしまって、再度仕切り直し。
畑のミカン。
今年は当たり年かもしれない。
実りすぎなので摘果しないと・・・・
今年生誕200年を迎えたブルックナー。
今日は定番の交響曲ではなくて宗教曲を聴いた。
・エクアーレ第1番 ハ短調 WAB 114
・アヴェ・マリア -
・キリストはおのれを低くして WAB 11
・正しき者の唇は知恵を語る WAB 30
・エクアーレ第2番 ハ短調 WAB 149
・この場所は神が作り給う WAB 23
・王の旗は翻る WAB 51
・ミサ曲第2番 ホ短調 WAB 27
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
ラ・シャペル・ロワイヤル
コレギウム・ヴォカーレ
アンサンブル・ミュジーク・オブリク
録音1989年
3本のトロンボーンのためのエクアーレと無伴奏のモテット集。
そして管楽器オーケストラの伴奏によるミサ曲第2番。
オランダの指揮者ヘレヴェッヘは古楽器系の指揮者。
ヘレヴェッヘは2001年の来日時にロイヤルフランダースフィルとの実演を三島で聴いている。
プログラムはマーラーの「子供の不思議な角笛」とブルックナーの交響曲第7番だった。
メゾソプラノはブリッタ・シュワルツにバリトンはヨッヘン・クッファー。
この年の別の日の東京と大阪ではブルックナー「交響曲第9番」の4楽章補筆完成版を演奏している。
この時早めに会場に到着してしまったので近くのコンビニで時間調整をしていたら、
ヘレヴェッヘが店に入ってきて三角サンドイッチを買っていった・・・
そんなことはよく覚えている。
三島でのオケは対向配置、バスチューバが一人金管群から離れて左側のコントラバスの横に鎮座していた。
この配置ではブルックナーのワーグナーチューバとホルンとの荘重なコラールがさぞ合わせにくかろうと思っていたら第2楽章直前にチューバ奏者がノコノコと右側に移動していた。
演奏は速いテンポ、カロリー低めで見通しの良い透明な響きの清らかなブルックナーだったと記憶している。
この数年前に同じ曲をヨッフム指揮コンセルトヘボウで聴いているけれど、全く別の曲のように聞こえた。
そしてこの宗教曲集の演奏。
混じりけのない美しい響きが宗教的な合唱曲にはよく合っていると思う。
クリーンな雰囲気の品の良さもあり心地よい感動を誘う名演だ。
Youtubeはブルックナーのエクアーレ
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