ユリ・ブーコフの「展覧会の絵」
10月に入り朝と夜は過ごしやすくなった。
仕事の合間の畑作業。
昨日はブロッコリーを植えた。
2種類の株を10株ほど。
かつてアスリートだった娘婿殿によると、ブロッコリーはビタミンB群が豊富で野菜の中では際立ってタンパク質が多く筋肉に良いとのこと。
本日出勤日。
昼食は職場の皆と合わせてバーミヤンのテイクアウト。
私は黒酢豚弁当をセレクト。
ブルガリアのピアニスト、ユリ・ブーコフ(1923-2007)の弾くムソルグスキーの「展覧会の絵」。
70年代半ばにフォンタナの廉価盤レーベルのグロリアシリーズとして出ていたLPで、ドラティのムソルグスキー、ボロディンとのカップリング。
オリジナルLPは「展覧会の絵」のほかに、ムソルグスキーのピアノ曲で「夢」「涙」「ゴパック」の3曲を収録していた。
・組曲「展覧会の絵」 :ムソルグスキー
・交響詩「はげ山の一夜」 :ムソルグスキー*
・歌劇「イーゴリ公」より韃靼人の踊り :ボロディン*
ユリ・ブーコフ(ピアノ)
アンタル・ドラティ(指揮)*
ロンドン交響楽団
ブーコフはパリ音楽院でラザル・レヴィに師事。
マグリット・ロン、エドウィン・フィッシャーにも教えを受け、1949年ロン=ティボーコンクールで4位。
1947年のジュネーブ国際コンクールでも入賞している。
そこそこ実力はあるようだけれど、自分の中ではブーコフといえば、もっぱら廉価盤のグロリアシリーズでのベートーヴェンの3大ソナタ+告別のソナタ集やショパンの小品くらいで、あまり聴こうとする意欲がわかない存在感の薄い印象でしかなかった。
外盤ではプロコフィエフのピアノソナタ全集もあるようだが、国内で発売された形跡はない。
この「展覧会の絵」は近くのハードオフのジャンクコーナーで見つけた盤で、最初全部ドラティ指揮だと思ったくらい。
これが聴いてみるとなかなか良い。
ブルガリア出身ということで、スラヴ系のコテコテした脂分のある演奏だと想像していたが端正で上品、フランス的な趣の感じられるユニークな演奏だった。
思えばブーコフはパリ音楽院で学び、終焉の地もフランスだった。
技巧がしっかりしているので違和感はない。
カップリングのドラティの演奏は、オケを豪快に鳴らした手練れの名演。
ボロディンでは合唱が入っていてびっくり。
ジャケットとレーベルには合唱のクレジットはない。
Youtubeはッブーコフの弾くバッハ、リスト編曲の前奏曲とフーガBWV543
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コメント
私もたまたまユーリ・ブーコフを聴いたところです。日本ビクターのフォンタナ・コンサート・ギャラ full stereo SFON-10569という1970年代初期に国民にチャイコフスキーを知ってもらう主旨のA面=Vn協奏曲、B面=P協奏曲のカップリングです。ミシェル・オークレールとユーリ・ブーコフですが、当時はどちらも一般的な名曲アルバムの演奏家という位置付けでしたが、現時点では評価はかなり違っているようです。このシリーズ、150g以上の盤なので、オーディオファイルとして、重宝しています。
投稿: 山森壽夫 | 2024年10月 5日 (土) 11時14分
山森さま。
私もブーコフといえば廉価盤でしか知らず軽く見ていました。
ブーコフのチャイコフスキーの伴奏は、確かフルネでしたよね。
時々中古レコー店やハードオフのジャンクもので見かけていましたがソリストがブーコフということでスルーしてました。
この「展覧会の絵」が良かったので今度見つけたらゲットしようと思います。
投稿: 山本晴望 | 2024年10月 6日 (日) 21時24分