レオンハルトのフレスコバルディとルイ・クープラン
昨晩からの雨は朝には上がり今日の朝は良い天気。
週の初めは寒かった。
本日最高気温は29度の高温多湿に逆戻り。
火曜に何回目かのコロナワクチン接種。
仕事を早退して夕方の時間に行きつけのクリニックへ。
クリニックはかなり混んでいて、いつもは少ない中高校生が数人。
馴染みの看護師さんによるとRSウイルス感染症が増えているとのこと。
RSウイルスはてっきり乳幼児が罹るものだと思っていた。
最近は大人の患者も多いのだそう。
今回てっきり新しいワクチンを使うかと思ったらファイザーとのこと。
副反応は昨日出てきて全身のだるさに関節の節々の痛み。
中でも打撲のあった右手の関節の痛みがひどい。
そんな中、昨日は沼響の後援組織である友の会会員向けの会報と12月1日のコンサートチケットの封筒詰めに宛名シールを印刷。郵便局へ持っていって発送など。
それでほぼ1日がつぶれた。
グスタフ・レオンハルトの弾くフレスコヴァルディとルイ・クープラン。
アルファから出ているCDで封筒に宛名シールを貼りながら聴いていた。
「フレスコバルディ/L. クープラン:鍵盤作品集(レオンハルト)」
ジローラモ・アレッサンドロ・フレスコバルディ (1583-1643)
・チェンバロとオルガンのためのトッカータ・タブラチュア集第1巻
- トッカータ第2番
・リチェルカーレとフランス風カンツォーナ集第1巻
- カンツォーナ第5番
・ファンタジア集第1巻 - ファンタジア第4番
・さまざまな主題とアリアによる12のカプリッチョ第1巻
- パッサ・フィアメンガによるカプリッチョ
・トッカータ集第2集 - トッカータ第6番
・トッカータ集第2集 - カンツォーナ第3番
・トッカータ集第2集 - カンツォーナ第8番
ルイ・クープラン (1626-1661)
・組曲 ニ長調
・パッサカリア ト長調
・組曲 ホ短調
・パヴァーヌ 嬰ヘ短調
グスタフ・レオンハルト (チェンバロ)
録音 2002年2月
レオンハルトはだいぶ前に静岡でオルガンの実演を聴いている。
AOIのサイトで調べたら2001年の12月だった。
AOIのオルガンを弾いてのリサイタル。
曲は17世紀バロック期のフランス、ドイツの作曲家たちの作品だった。
「グスタフ・レオンハルト オルガン・リサイタル」
H.デュ・モン 荘重なアルマンド ニ短調
L.クープラン ファンタジー ホ短調
A.v.d.ケルクホーフェン ファンタジア ニ短調
L.マルシャン ピエス・ドルグ(オルガン曲集)イ短調
J.K.F.フィッシャー 《音楽のパルナッスス山》より〈シャコンヌ〉ヘ長調
F.クープラン 《修道院のためのミサ》より
〈ベネディクトゥス:ティエルスをテノールで〉
A.M.y.コル 半音階的ファルサ
G.ベーム コラール前奏曲《キリストは死の絆につかせたまえり》
G.ムッファト トッカータ第5番
トッカータ第11番
H.パーセル 二重オルガンのためのヴォランタリー ニ短調
ヴォランタリー ト長調
グスタフ・レオンハルト(オルガン)
2001年12月11日(火)19:00
静岡市、静岡音楽館AOI
馴染みのない曲が多かったので演奏の細部まではよく覚えていないけれど、厳しい高僧のようなストイックなレオンハルトの風貌が非常に印象に残っている。
レオンハルトが登場すると、会場全体がピシっと空気が引き締まったような独特の清潔感が漂っていた。
演奏の内容よりもそんなことばかりが頭に残っている。
このCDではフレスコヴァルディとバッハとならぶ音楽一族クープラン家一人、ルイ・クープランの作品。
このCDでも純粋に音楽を追求するストイックで厳しい姿勢がひしひしと伝わってくる。
しばし作業の手を休めて聞き入っていた。
窮屈さや息苦しさを感じさせない高貴な美しさに心洗われる思い。
録音も非常に良い。
Youtubeはレオンハルトが弾くフローベルガー、組曲第15番
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