再び大分市へ大友氏館跡、そして結婚式ではホラ貝を吹く
終日曇りの土曜日。
午前中に畑に行くと小さな蹄の足跡と掘り起こしたような跡。
どうやら昨晩イノシシが来たらしい。
幸い今は小松菜などの菜っ葉類しかないので被害はなし。
大分滞在三日目は再び大分市内です。
大分市は1557年、初めて日本人による聖歌隊が組織された西洋音楽発祥の地。
大分県庁の前の記念碑。
そして滝廉太郎終焉の地でもあります。
今も発掘が続く大分市の戦国大名大友氏の館跡に行ってみた。
広大な敷地に整備された庭園。
発掘現場には重機と発掘中の人々。
職員の方に伺うと整備完了は20年後とのこと。
続いて大分市街中心部にある府内城。
大友氏が去った後に築城された平城で大手門にいくつかの櫓。
再建された廊下橋が珍しい。
夜は甥の結婚式に参列。
入籍は数年前に済ませているけれど、コロナ禍で式が今まで伸びてしまっていた。
歴史好きの甥夫婦に頼まれて披露宴では余興にホラ貝を吹くことになってしまった。
自分がホルン吹きだということでのことらしい。
いくらホルン吹きだといってもホラ貝は初めて。
原理は同じなので、なんとかなるだろうと楽観していた。
なんとなく心配になって、前日にYoutubeにアップされてるホラ貝の吹き方などを見たりしていた。
どうやらホラ貝にも流派があるらしい。
式の直前の控え室で用意された大小二つのホラ貝を吹いてみる。
吹き口は同じホラ貝なのにマウスピース部分の形状がかなり異なっている。
大きい方は内径がトランペットのマウスピースに似ている。
一方の小さい方は吹き口の丸い穴がストレートに奥まで続いている感じ。
最初迷わず大きい方を吹いてみたけれど全然鳴らない。
焦って強く吹いたら、擦れた中にもホラ貝らしい重低音が鳴り始めた。
そして小さなホラ貝。
こちらはすぐに音が出た。
戦国時代のホラ貝の音としては大きい方が良いと思うけれども、ここでは大事を取って小さい方にした。
新郎新婦は同じ大学の先輩後輩で歴史学を専攻。
ウェディングケーキはなんと古墳と埴輪をあしらったもの。
金色縅しの鎧兜に身を固めた甥が入場する際に、私はホラ貝を吹きました。
会場爆笑・・・
宴が終わり宿までは歩いて帰りました。
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