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2024年11月19日 (火)

大分5日めは由布院

曇りのち晴れ、本日の最高気温は15℃。

日曜には最高気温25℃だったのが、秋を飛び越え12月の気温

 

 

九州5日めは由布院。

佐伯から大分経由で在来線で由布院へ。


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小さな駅に降り立つと、駅の改札を出た狭い構内に中国から来た人たち多数。

外に出ると歩道からもはみ出していて尋常ではない人の数。

ちょうど特急「ゆふいんの森」が入ってきている。

どうやらこの列車の乗客のようだ。

 

雨がポツリポツリと降ってきた。

 

大きな荷物を持っているので、まずコインロッカーを探す。
駅のコインロッカーはみな1200円、高い!

道路を挟んだ土産物店に荷物預かりがあるようなので、行ってみると店内のコインロッカーを案内された。こちらは500円。

この店で小さな折りたたみ傘を買う。

 

日曜日、道路は渋滞していて、歩道は東洋系の外国の人たちが大勢歩いている。

外観ではわからぬけれど、ほとんど日本語は聞こえてこない。

そのままメインの通りを歩くのは気が進まず、タクシーに乗り街中の喧騒を離れて「空想の森 アルテジオ」に行く。

 

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こは由布院郊外、森の中にある音楽に特化した美術館。


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中に入るとベートーヴェン像が迎えてくれた。


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ベン・シャーン、アンディ・ウォーホルの作品やストラヴィンスキーの肖像など。


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作品数はさほど多くはないけれど、館内には静かにバッハが流れて落ち着いた雰囲気。


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美術書がたくさん並んだ図書室には誰もおらず、ソファに座ったままウトウトと寝入ってしまった。


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近くにはモーツァルトのト短調交響曲第3楽章をあしらったオブジェ。


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美術館は人がいなかったけれど、隣のレストランは満席の盛況。


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ここでイベリコ豚のハンバーグに、カボスのジンジャーエールの昼食。


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外に出て金鱗湖に向かう。

 

由布院は盆地の里。

 

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坂道を下りながら雨の中歩くことおよそ20分。

 


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ようやく見えた金鱗湖は雨の中。


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紅葉は始まったばかり。


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人があまりにも多いので、メインストリートを避けて小さな横道に入ったら迷ってしまい、スマホのナビを使って今日の宿に向かう。

途中、小さな橋の分かれ道でどちらに行こうかと迷った時、はて、この景色はいつか夢の中で見たような・・・

これをデジャヴというのかな。

 

駅近くの小さな宿は受付が無人。

多少戸惑いながらQRコードで決裁を済ます。

後ろには韓国から来たらしきカップルが順番を待っていた。

 

部屋に入り、着替えて屋上にある野外露天風呂へ。

小さな温泉だけれど自分ひとりの貸し切り状態。


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雨が降る中浴槽に浸ると、細かな雨に煙る由布岳山頂が真正面に見えた。

 

山腹のほとんどが霧に隠れ、巨大な山頂だけが見えている。

 

まるで北斎の水墨画のような趣だ。

 

撮影はできなかったけれど、この景色は忘れられないだろうな。

 

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