クラシック・レコードコンサートはアラウの「熱情」にクレーメルのモーツァルト
1月最後の日曜日。
インフルエンザも癒えて今週は火曜日から出勤。
昨日は畑のネーブルを収穫していた。
今年は柑橘系の当たり年で、蜜柑の古木も沢山実を付けた。
蜜柑は甘い果実が実ったけれどほとんどカメムシにやられてしまった。
幸いネーブルはカメムシのシーズンからずれていたので無事。
今年は例年に比べ小粒なのは天候不順が原因か。
金曜日はクラシックレコードコンサートの解説。
この催しも今年で42年目。
今回はベートーヴェン中期の作品を中心に、「熱情」ソナタと「運命」を中心に、そのほかモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」など。
最初に今年生誕200年のヨハン・シュトラウス2世の作品を2曲。
オケはウィーンフィルに統一して、古典派の音楽とウィーンフィルの個性についてのお話をさせていただいた。
曲がポピュラーだったので補助席が出るほどの盛況だった。
質問も沢山出た。
モーツァルトはクレーメルの最初の全集から第5番を紹介。
自作のカデンツァをはじめ、独特の装飾音を加えたかなり個性的な演奏。
アルノンクールの伴奏はオケをかなり刈り込んでいて、時としてカルテットのような瞬間も。
「熱情ソナタ」はクラウディオ・アラウの演奏。
安定した中に巨匠の風格漂う正統派のベートーヴェン。
アラウは自分が今まで実演に接した中で最大のピアニストだった。
インフルエンザが完治して良かった・・・・・
無事に終わってほっとした。
今回は沼響の練習と重なってしまいました。
Youtubeはアラウのベートーヴェン、サヴァリッッシュ指揮N響でピアノ協奏曲第5番「皇帝」
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