展覧会の絵3題、リンガイセンとフレモーそしてロンバール
3月も最後の週に入り暖かな日が続く。
帰省していた孫たちは月曜の夕方に帰って行った。
出発した直後から強烈なカミナリと激しい雨。
無事に到着した娘からは、子ども達はすぐに車中で眠ったので、カミナリに怖がることもなかったとのこと。
昨日オフで孫たちを連れて岳父の見舞いに行っていた。
その後、近くのサントムーンでショッピング。
ここで定番の、ビアードパパのシュウクリームを買って家内の実家へ持っていく。
今日も気温は高く最高気温は24℃。
黄砂の襲来で富士山は煙っていた。
「展覧会の絵」を原曲のピアノ版とラヴェル編で聴く。
最初の一枚は新宿ディスクユニオンでの購入盤。
フランスのピアニスト、ベルナール・リンガイセンとルイ・フレモー指揮モンテカルロ歌劇場管の演奏のカップリングの日本ビクター盤。
・組曲「展覧会の絵」 :ムソルグスキー
・組曲「展覧会の絵」 :~ラヴェル編*
ペルナール・リンガイセン(ピアノ)
ルイ・フレモー(指揮)*
モンテカルロ歌劇場管絃楽団
ベルナール・リンガイセンは、とりわけ好きなピアニストではないけれど気になるピアニスト。
リンガイセンは第5回ショパンコンクール第4位。
この回の1位はハラシェビッチで2位はアシュケナージ。
審査員だったミケランジェリがその結果に納得できず、下りたことで有名な回だ。
ちなみに第3位はフー・ツォンだった。
このコンクールでの聴衆の支持は圧倒的にリンガイセンだったという。
リンガイセンは2005年のショパンコンクールでは審査員も務めている。
リンガイセンの録音は比較的多く、中ではアルカンのピアノ曲集が最も有名かもしれない。
他にストラヴィンスキーとプーランクのピアノ曲全集など、ちょっと本流から外れたようなピアノ曲ばかり録音しているようなピアニスト。
手持ちには「展覧会の絵」のほか、プーランクのピアノ曲全集とノエル・リーと組んだドビュッシーの連弾と2台のためのピアノ曲全集がある。
ドビュッシーはノエル・リーがお目当てだったし、プーランクは収録曲の多さが魅力だった。
そこでこの「展覧会の絵」。
技巧は確か、硬質で堅牢、打鍵もかなり力強いムソルグスキー。
何となくの遊びの無さが硬い苦しさを感じさせるのは、プーランクで感じた時と同じ。
終曲のキエフ(キーウ)の大門では、その欠点を感じさせず壮大な演奏になっていた。
リンガイセンの「展覧会の絵」はADESのCDが家にあったことに気が付いた。
音はこちらのLPの方が良い。
カップリングのフレモーは、かつて廉価盤の「フィオーリ・ムジカーリ」シリーズで出ていて、20数年前に沼響の聴き比べコラムで言及済み。
リンガイセンに続けて聴くと、フレモーも硬質でひたすら前へ突き進む傾向があり、この両者は似た芸風のようにも聞こえる。
音は両面に1曲をカッティングした「フィオーリ・ムジカーリ」盤が良い。
そしてもう一枚「展覧会の絵」
アラン・ロンバール指揮ストラスブールフィルによるエラート原盤による国内ビクター盤。
・組曲「展覧会の絵」 :~ラヴェル編*
アラン・ロンバール(指揮)*
ストラスブールフィルハーモニー管絃楽団
録音 1977年
ロンバール時代のストラスブールフィルといえば、打楽器セクションの優秀さで知られたオケ。
今は知らない。
購入したのも打楽器の腕前がお目当てだった。
「展覧会の絵」の使用打楽器は多いけれども、さほど打楽器が活躍する曲でもなかった。
演奏も不通の出来。
CDなってからのロンバールの「展覧会の絵」の外盤は、リンガイセンのピアノ版とのカップリングだった。
Youtubeはロンバール指揮のドビュッシー「海」
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